BUMP OF CHICKEN = さだまさし説。

さてさて、バンプの久しぶりのシングルです。


 R.I.P. / Merry Christmas : BUMP OF CHICKEN


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いつものように歌詞をじっくり確かめながらBUMP OF CHICKENの曲を聴いていると、何故かいつも頭に浮かぶのはさだまさし。同じ匂いがするんだよね。

「僕」と「君」「あなた」との間の小さな物語。誰にでもある何でもない日常の中の、少しだけ特別な一瞬を切り取って歌うセンス。風景描写は妙に具体的なんだけれど、主人公たちの佇まいは、はっきりとした像を結ぶことは無い。だから聴く人は、自分や、知っている人をそこに投影して、曲の中に入り込んでしまう。
普通の言葉遣いで畳み掛けられるフレーズ。スマートなんだが、どうなのそれ?と思わせるユーモアセンス。"してやったり感"が滲み出す比喩表現。それは時に「宇宙」なんていうところまで広がって、「僕」と「君」との間の小さな物語を、とんでもないスケールにまで拡大させる。

『R.I.P.』もだけれど、『プラネタリウム』『続・くだらない唄』『かさぶたぶたぶ』『東京讃歌』などなどの曲を聴いていると、なんだかやっぱり思い浮かぶのはさだまさし

ということで、オレの中では BUMP OF CHICKEN = さだまさし なのである。
バンプ好きの若い人たちはさだまさしを、さだ好きのナイスミドルはバンプ・オブ・チキンを、本気で聴いてみたら良いと思います。

とは言ってもこの両者、経験した人生の長さが違います。きっとバンプの面々もこれから歳を重ねて、もっと深くて普遍的な曲を作るようになるさね。

そして25年くらい経ったら、深夜のNHKで『今夜も生で藤原基央』なんていう番組が始まったりするのだw

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そうそう、さだまさしといえばトーク。ステージトークだけを集めたベストアルバムが出ているのですが、ちょっと聴いてみたかったりするのです。



  さだまさし トークベスト:さだまさし

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