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あ〜もう。時代のヒーローたちが次々とこの世を去ってゆく。

オーバードーズが原因なのだか体調を崩していたのか、死因はまだ伝わってきていないけれど、突然の訃報には言葉も出ないよ。隠居する気配さえ見せていなかったのに、何があったのか。

振り返ってみると、セールス面や人気で言えば彼の全盛期は80年代から90年代あたまにかけて、所謂 "The Artist" となる以前の Prince なのですが、その時代の楽曲を集めたベストアルバムを、帰宅してからずっと流し続けています。

楽曲のクオリティが半端ないわな。特にシングルのB面に収録されていた曲を集めた Disc #3。彼の色がより濃く出ていて良い。

当時はクセの強く見えるキャラクターだったから、そして同時代・同世代にマイケル・ジャクソンという正統派の人気者が居た所為で、ちょっとマニアックな立ち位置だったし、その所為で "Batman" のサントラを手がけた時には、彼のそんな "プリンスっぽさ" を支持する層から「コマーシャリズムに日和った」などという訳の解らない非難を浴びたりしたのも今は昔。

ああ。

マイケルもプリンスも、二人とも居なくなってしまったのだな。

おそらく彼のスタジオにはまだ、未発表の音源が山ほど眠っているに違いないのだけれど、願わくば、それを見境なく乱発するような商売はやってほしくないな。でもやっぱり彼の音楽の全貌を見てみたい気もするのだな。

ともかく、

Nothing compares 2 U。

あなたの代わりなんて居やしない。

何年か前の NFLスーパーボウル、ハーフタイムショーでの雨中のパフォーマンスも堪らなく格好良かったな…と思い出しつつ。

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