野球の鳴り物応援。

前回、2006年のワールド・ベースボール・クラシックの時って、多分「鳴り物応援」は禁止されていたように記憶しているのですが、今回は"容認"ということになっているらしい。

  → 【WBC】日中戦完売、応援もヒートアップ|MSN産経ニュースの記事

この記事によると、こんな感じ。
応援をめぐっては一時、ラッパや太鼓など「鳴り物禁止」とのうわさが流れたが、米国にあるWBCの運営会社WBCIは参加国に「各国の応援文化を尊重してほしい」と要請。この日は巨人、広島、ロッテの3球団4応援団が35人ほどの混成応援団を組み、ライトスタンドに陣取った。
ということで、懐かしのイチローの応援歌が聴けたわけです。

「野球の応援でラッパを吹き鳴らす」というのは日本と、それに倣った台湾韓国あたりの独自の文化だと思っていたのですが、世界各地で行われたWBCの1stラウンドを見ていたら、そうでもないみたい。

もちろん日本のような組織だった応援では無いのですが、例えばオーストラリア。スタンドからは確かにラッパの音が鳴り響いていました。

そしてキューバ
2nd ラウンドでの日本の対戦相手が決まるキューバvsメキシコをネットで見ていたら、キューバのファンの中にもラッパを手にしたおっちゃんが。
キューバの攻撃になると、そのおっちゃんが吹くトランペットの音が球場に鳴り響く。

  ♪ お〜れ〜 おれ・おれ・おれ〜
     うぃ・あ〜・ざ・ちゃ〜んぷ うぃ・あ〜・ざ・ちゃ〜んぴょん

なぜか選曲はサッカーでお馴染みの『THE NAME OF THE GAME』。

そしてメキシコのピッチャーが打たれて降板する時には、ショパンの葬送行進曲。なんて的確な選曲。

ところで日本が世界に誇る野球応援団は、アメリカにも遠征するのでしょうか。メジャーリーグのフィールドに鳴り響くトランペット...。聴いてみたい気もする。

まぁ個人的には鳴り物はあんまり好きではないのですが。球場で生で野球を見ていると「声」だけでの応援が、一番シビれる。人の声には凄まじいパワーが宿っているのだなぁと実感できます。


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