モンゴリアン・ロックの旗手、Hanggai。
うちら世代にとって「モンゴル」といえば往年の名レスラー、キラー・カーンであったり、キン肉マンのサブキャラ、モンゴルマンであったりするわけですが、ハンガイは、モンゴルの伝統音楽をベースにしたロックバンド。ことしのFUJI ROCK FESTIVAL にラインアップされたことで、知名度もアップしているのかもしれません。
モンゴル音楽、と聞いて思い浮かぶのは、あの独特の歌唱法であるホーミーと、民族楽器・馬頭琴。このハンガイというバンド、そのモンゴル伝統音楽を特徴づけるふたつのアイテムを取り入れているわけですよ。
喉を潰さんばかりのホーミー的歌唱法、鬼気迫るものを感じます。その迫力、これぞロック魂。
実際に自分でやってみると判るけれど、ホーミーってもの凄く喉や体に負担がかかるのです。本場のモンゴルでは「ホーミー早死に説」なるものまであるそうだ。本当に早死にしてしまうかどうかは知りませんが。まあとにかく、このバンドのヴォーカルを聴いていると「そんな激しいドラミングをしたら、YOSHIKI が死んじゃう!」と感極まる X JAPAN のファンの気持ちがちょっとだけ分かるような気もします。
さて。
彼らの音楽、民族伝統の音楽に現代の音楽手法を取り入れて奏でられる独特のもの。例えば以前紹介したOKI DUB AINU BAND(アイヌの伝統音楽を見事に現代音楽シーンに!)と通じるものがありますね。OKIさんも、キャリアを重ねるごとに「伝統と現代の融合」が恐ろしく高いレベルにまで到達しているわけですが、Hanggai の進化っぷりも凄まじい。
今回の『走的人 HE WHO TRAVELS FAR』のいっこ前のアルバム『Introducing Hanggai』は、トラディショナルなモンゴル音楽の色濃い、プリミティブな内容です。次作がこんなに挑戦的な音楽になるなんて、まったく予想もつきません。
この『Introducing 〜』が世界デビュー作。いろいろ調べてみると、これ以前に Hanggai Band あるいは Hang Gai Band 、簡体字表記だと 杭盖乐队 という名義で、少なくとも2枚の音源を残しています。日本のiTunes Storeでも入手可能。そちらはもう完全に、のどかで優しいモンゴル伝統音楽そのものですな。
モンゴル音楽、と聞いて思い浮かぶのは、あの独特の歌唱法であるホーミーと、民族楽器・馬頭琴。このハンガイというバンド、そのモンゴル伝統音楽を特徴づけるふたつのアイテムを取り入れているわけですよ。
喉を潰さんばかりのホーミー的歌唱法、鬼気迫るものを感じます。その迫力、これぞロック魂。
実際に自分でやってみると判るけれど、ホーミーってもの凄く喉や体に負担がかかるのです。本場のモンゴルでは「ホーミー早死に説」なるものまであるそうだ。本当に早死にしてしまうかどうかは知りませんが。まあとにかく、このバンドのヴォーカルを聴いていると「そんな激しいドラミングをしたら、YOSHIKI が死んじゃう!」と感極まる X JAPAN のファンの気持ちがちょっとだけ分かるような気もします。
さて。
彼らの音楽、民族伝統の音楽に現代の音楽手法を取り入れて奏でられる独特のもの。例えば以前紹介したOKI DUB AINU BAND(アイヌの伝統音楽を見事に現代音楽シーンに!)と通じるものがありますね。OKIさんも、キャリアを重ねるごとに「伝統と現代の融合」が恐ろしく高いレベルにまで到達しているわけですが、Hanggai の進化っぷりも凄まじい。
今回の『走的人 HE WHO TRAVELS FAR』のいっこ前のアルバム『Introducing Hanggai』は、トラディショナルなモンゴル音楽の色濃い、プリミティブな内容です。次作がこんなに挑戦的な音楽になるなんて、まったく予想もつきません。
この『Introducing 〜』が世界デビュー作。いろいろ調べてみると、これ以前に Hanggai Band あるいは Hang Gai Band 、簡体字表記だと 杭盖乐队 という名義で、少なくとも2枚の音源を残しています。日本のiTunes Storeでも入手可能。そちらはもう完全に、のどかで優しいモンゴル伝統音楽そのものですな。
入手可能な音源たち
→ Hanggai / Hanggai Band:2007
→ Introducing Hanggai:2008 @ Amazon.co.jp
→ 走的人 HE WHO TRAVELS FAR:2010 @ Amazon.co.jp
→ Hanggai / Hanggai Band:2007
→ Introducing Hanggai:2008 @ Amazon.co.jp
→ 走的人 HE WHO TRAVELS FAR:2010 @ Amazon.co.jp
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