加藤和彦。

加藤和彦、亡くなってしまいました。

個人的な印象としては、ポップなお洒落オヤジ。まだ62歳ですよ。あぶさんと同い年。ニュースでは『イムジン河』『イムジン河』と言われていますが、自分としてはコチラ。サディスティック・ミカ・バンド

 黒船 / サディスティック・ミカ・バンド:1974

  → タワーレコード 試聴あり
  → Amazon.co.jp 試聴あり
  → 試聴あり

ロックでポップでサイケでファンキーでアンビエントで...と、なんでもあり。はっぴぃえんどと並んで、黎明期のJ-POPにおいて最も重要なバンドのひとつ、だと思う。

タイムマシンにおねがい』だけが突出して有名ですが、アルバムを通して聴くと、この曲単体とは全く違った印象が残ります。

初期ミカ・バンドは『黒船』を入れて計3枚のオリジナル・アルバムをリリースしています。セカンド・アルバムの『黒船』以外はディスクとしては入手困難になっていますが、楽曲配信サイトから手に入れる事が可能。良い時代になったものです。
ファーストアルバムの『サディスティック・ミカ・バンド』はロック寄り、サードアルバムの『Hot! Menu』はファンクなリズムが際立った造り。お好みでどうぞ。

  → サディスティック・ミカ・バンド :1973

  → Hot! Menu / サディスティック・ミカ・バンド:1975

ミカ・バンドは1989年にボーカル・桐島かれんで再結成、アルバム『天晴』をリリース。で2006年、木村カエラを迎えてアルバム『ナルキッソス』を発表。...なんだけど、やっぱり初代ボーカル・ミカの一本調子で微妙な歌唱力がいちばんパンチが効いていて好きですな。

そのミカさん、1994年にMIKA名義で『Jaran Jaran』というアルバムを出していて、これが結構良いらしいのだが、あいにく未聴。どこかで手に入れられないものか...。


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