Microsoft EdgeのChromium版、プレビューリリースが公開されている。
Chromium をベースにした新しい Microsoft Edge のプレビュー版が登場。ダウンロードは以下のページから。
- Beta Channel - ベータ版。2019年4月09日時点では未提供。
- Dev Channel - 開発版。週一リリース。安定にはやや欠けるかも。
- Canary Channel - 日々更新版。開発版より不安定な可能性も。
というわけですね。現在のところ、Windows 10 にしかインストールできません。
ダウンロード → インストール の流れは通常どおりなので割愛。元々 Windows 10 に入っている Edge の正式版と共存できます。設定なども正式版とは完全にセパレートされているので安心。
デスクトップにこんなアイコンができます。
ダブルクリックして起動。
うん、普通に動きます。色々なページを見て回ったけれど、特に不具合を感じることは無し。
気になるのは、JavaScript でブラウザ切り分け処理をしている場合の挙動。Chromium版Edge のユーザエージェントを取得してみると…
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/74.0.3729.48 Safari/537.36 Edg/74.1.96.24
対して、正式版のユーザエージェントは、
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/18.17763
…ということで、ユーザエージェント文字列に "Edg" が含まれていれば Chromium版、"Edge" が含まれていれば従来版、という区別がつきそうですね。
で。
ふとメニューを開いてみたら、"More Tools" (日本語インターフェースだと「その他のツール」)のところに、正式版には存在する「Internet Explorer で開く」という項目が見当たらないのだな。
本気で IE を切り捨てにきたのか、それとも正式リリースまでに「Internet Explorer で開く」メニューが復活してしまうのか。
さて、どっち。
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