レナード・コーエン。
さてさて、こないだ映画『ウォッチメン』を観て、やたら耳に残ったレナード・コーエンの名曲『ハレルヤ:Hallelujah』。日本では人気/知名度ともにいまひとつなのですが、この機会にじっくり聴き直してみましょう。
→ ハレルヤ / レナード・コーエン 試聴あり
レナード・コーエンはカナダ出身のシンガーソングライター / 詩人 / 小説家。1934年生まれで今年75歳という大ベテラン。1967年のデビュー以来、今までに11枚のオリジナル・アルバムを発表しています。
『ハレルヤ』が収録されているのはコチラ。
このアルバム『Various Positions』からコーエンのサウンドが変化していて、これ以前のアルバムはアコースティックな造り。これ以降は、よりモダンでポップでムーディな感じ。彼のヴォーカルも、後期は低音を効かせた歌い方になっています。 コーエンほどのアーティストでも、あの80年代のサウンドには迎合せずにはいられなかったのだろうか。まぁしかし、彼のヴォーカルの味や歌詞の素晴らしさなどなど、彼の本質は何も変わってはいないのです。
リリース順にアルバムを見ていくと...。
#1 Songs of Leonard Cohen:1967
#2 Songs From a Room:1969
...この2枚は掛け値なしの名盤。初期のボブ・ディランを連想させるような作品。ヴォーカルのヘタウマさ加減や歌詞もディランっぽいですなぁ。
で、この路線であと2枚。
#3 Songs of Love and Hate:1971
#4 New Skin for the Old Ceremony:1974
そして5枚目は、あの名プロデューサーフィル・スペクターとの共作。アレンジは正に「ウォール・オブ・サウンド」。コーエンのキャリアの中では異色の音作りがされています。
#5 Death of a Ladies' Man:1977
フィル・スペクター好きなかたは、どうぞ。
で、路線を元に戻した6枚目。
#6 Recent Songs:1979
このあたりから、女性のサイドヴォーカルが大々的にフィーチャーされます。映画『愛と青春の旅立ち』の主題歌(ジョー・コッカーとのデュエットね)でメガヒットを飛ばすジェニファー・ウォーンズが、このアルバムからヴォーカルとして9枚目まで参加しています。
ここからモダン路線。
#7 Various Positions:1984
#8 I'm Your Man:1988
#9 The Future:1992
しばらく間が開いて、10枚目。
#10 Ten New Songs:2001
このアルバムは相当好きです。全編でフィーチャーされている女性ボーカルは、共同プロデューサーのシャロン・ロビンソン。コーエンさん、この時点で66歳。色気あるなぁ。
で、スタジオアルバムとしては最新作の11枚目。前作『Ten New Songs』と同じ路線。ますます女性ボーカル比率が増しています。
#11 Dear Heather:2004
レナード・コーエンの曲、歌詞が相当良いので、是非是非そちらも味わってみて下さい。
→ The Leonard Cohen Files:英語、全曲歌詞、解説などあります。
→ ハレルヤ / レナード・コーエン 試聴あり
レナード・コーエンはカナダ出身のシンガーソングライター / 詩人 / 小説家。1934年生まれで今年75歳という大ベテラン。1967年のデビュー以来、今までに11枚のオリジナル・アルバムを発表しています。
『ハレルヤ』が収録されているのはコチラ。
Various Positions / Leonard Cohen:1984
『ハレルヤ』はベスト盤にも収録されています。
→ エッセンシャル・レナード・コーエン
→ モア・ベスト・オブ・レナード・コーエン (注:ライブバージョンです)
『エッセンシャル〜』は彼の全キャリアの中から代表曲をセレクトしたアルバム。『モア〜』のほうは、1988年以降のアルバムからの選曲。
このアルバム『Various Positions』からコーエンのサウンドが変化していて、これ以前のアルバムはアコースティックな造り。これ以降は、よりモダンでポップでムーディな感じ。彼のヴォーカルも、後期は低音を効かせた歌い方になっています。 コーエンほどのアーティストでも、あの80年代のサウンドには迎合せずにはいられなかったのだろうか。まぁしかし、彼のヴォーカルの味や歌詞の素晴らしさなどなど、彼の本質は何も変わってはいないのです。
リリース順にアルバムを見ていくと...。
#1 Songs of Leonard Cohen:1967
#2 Songs From a Room:1969
...この2枚は掛け値なしの名盤。初期のボブ・ディランを連想させるような作品。ヴォーカルのヘタウマさ加減や歌詞もディランっぽいですなぁ。
で、この路線であと2枚。
#3 Songs of Love and Hate:1971
#4 New Skin for the Old Ceremony:1974
そして5枚目は、あの名プロデューサーフィル・スペクターとの共作。アレンジは正に「ウォール・オブ・サウンド」。コーエンのキャリアの中では異色の音作りがされています。
#5 Death of a Ladies' Man:1977
フィル・スペクター好きなかたは、どうぞ。
で、路線を元に戻した6枚目。
#6 Recent Songs:1979
このあたりから、女性のサイドヴォーカルが大々的にフィーチャーされます。映画『愛と青春の旅立ち』の主題歌(ジョー・コッカーとのデュエットね)でメガヒットを飛ばすジェニファー・ウォーンズが、このアルバムからヴォーカルとして9枚目まで参加しています。
ここからモダン路線。
#7 Various Positions:1984
#8 I'm Your Man:1988
#9 The Future:1992
しばらく間が開いて、10枚目。
#10 Ten New Songs:2001
このアルバムは相当好きです。全編でフィーチャーされている女性ボーカルは、共同プロデューサーのシャロン・ロビンソン。コーエンさん、この時点で66歳。色気あるなぁ。
で、スタジオアルバムとしては最新作の11枚目。前作『Ten New Songs』と同じ路線。ますます女性ボーカル比率が増しています。
#11 Dear Heather:2004
レナード・コーエンの曲、歌詞が相当良いので、是非是非そちらも味わってみて下さい。
→ The Leonard Cohen Files:英語、全曲歌詞、解説などあります。
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