GunsはGuns。

さてさて、本当に久々のGUNS N' ROSES。オリジナルとしては17年振りという、X JAPANのYOSHIKIも真っ青の長い製作期間を経て完成したアルバム『CHINESE DEMOCRACY』の発売日は、公式には11月22日なのだが、毎度お馴染みのフライング販売で前日にGET。

Chinese Democracy / Guns N' Roses : 2008

  → Amazon.co.jp
  →  : 試聴あり
  通常盤とSHM-CD盤があるのだ。

とっぷり日も暮れた頃にタワレコに行ってみたのですが、このアルバムが置かれた試聴機には、自分と同世代の30代半ばを中心とした仕事帰りのおっちゃんたちが、もの凄い勢いで次々と訪れる。そうだよなぁ。やっぱガンズはオレたちの世代の音楽・オレたちの世代のものだよなぁ。久しぶりなんだよなぁ。

そんな様子を「そうだよなぁ。そうだよなぁ」とうんうん頷きながらしばらく眺めていたのですが、なんだかいいよね。みんな同じ音楽を聴いて成長してきたんだなぁ、って感じ。

内容の方は、唯一のオリジナル・メンバーとなったアクセル・ローズの、あのヴォーカルは未だ健在。もう46歳だそうですよ。すげぇな。隣にはもうスラッシュはいないけれど、GunsはGunsなのである。
とりあえず捨て曲、無しかなぁ。『Street of Dreams』『There Was a Time』辺りが好き。そしてラスト14曲目は、静かに静かにフェードアウトで終わる。これでまた次のアルバムまでの間を十何年も空けるつもりじゃ無かろうな...。

ところでアメリカでは、ガンズが新譜を発表したばっかりに大変な事になっているらしい。

ガンズアルバムで全米国民にDr.ペッパー @ニッカンスポーツ
今年の頭にドクターペッパーが「ガンズが年内に新作を出したら、全米国民にドクターペッパーをおごる」なんて馬鹿な賭けに出たのだが、今回見事に負け。アメリカ全国民(スラッシュとバケットヘッドを除く)にドクターペッパーを奢る事になったそうな。

まぁオレは「タダでドクターペッパーあげる」って言われても、絶対にいらないけど。思い出したように何度かトライしてみるのだが、駄目。あの味...。

勇気を出して楽天市場でドクターペッパーを買って飲んでみる。

それはともかく、今の若い奴らのガンズに対する評価は如何ほどのものなんだろう。レッチリが1999年の『Californication』で一気に新しいファンを獲得したように、ガンズのこの作品も新しい世代にインパクトを与えるんだろうか。


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