ショショローザ。

さてさて、ワールドカップも続いていますが。

ブブゼラ、うるせぇ。鳴り物応援キライ、「声」で応援しようよ、というのは前にも書いたのですが、そういえば南アフリカには『ショショローザ』という素晴らしい曲があるではないか。ブブゼラの大音響より『ショショローザ』の大合唱のほうが、どれだけ選手に力を与えることか。

FIFAワールドカップのオフィシャルアルバムにも『Shosholoza 2010』というのが収録されています。

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ちょっとチャラチャラしすぎかも。そんなときは南アフリカが誇るコーラスグループ・Ladysmith Black Mambazoが歌うバージョンはどうだ。

  → Shoshloza / Ladysmith Black Mambazo 試聴あり

コンピレーション『Beginner's Guide to South Africa』や2006年発売のアルバム『Long Walk to Freedom』に収録されています。



 Long Walk to Freedom / Ladysmith Black Mambazo

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大地を震わせるようなコーラス、素晴らしい。サッカースタジアムでの大合唱を聴きたいねぇ。ブブゼラの音よりも、絶対いいよねぇ。

歌詞はこんな感じ。トラディショナルな労働歌なので、いろいろバリエーションがあるみたい。
Shosholoza
Shosholoza
Ku lezontaba
Stimela siphum' eSouth Africa
Wen' uyabaleka
Wen' uyabaleka
Ku lezontaba
Stimela siphum' eSouth Africa
現地の言葉はまったくチンプンカンプンなので英語訳を調べてみると、"shosholoza"は"go forward(進め)" とか "move fast(テキパキやれ)" とか "make way for the next man(続く者のために道を造れ)" といった意味のようです。

ざっくり英訳の例。
Go forward
Go forward
On those mountains
Train from South Africa
You are running away
You are running away
On those mountains
Train from South Africa

そういえばこの曲、南アフリカのラグビーチームを軸にアパルトヘイトを描いた映画『インビクタス / 負けざる者たち』でも印象的に使われていましたね。

ワールドカップでは決勝トーナメント進出が厳しくなってしまった南アフリカチームですが、スタジアムでの『ショショローザ』大合唱で大逆転、期待したいものです。

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