ブブゼラの音を聴いて、応援スタイルについて考えてみる。

さてさてFIFAワールドカップの開幕です。

想像以上に鬱陶しいぞ、ブブゼラの音。救いは、会長挨拶や国歌吹奏のときにまでプップクプップクしてしまうようなトンチンカンな観客が皆無だったことですか。最低限のマナーは浸透しているのだなぁ。素晴らしい。

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しかしうるさい。
いやいや、応援スタイルに国民性や地域性があっても良いとは思うのです。これは完全に個人の好き嫌いの問題。でもやっぱり鳴り物よりも「声」での応援が好きなのです。

サッカーで言えばイングランド・プレミアリーグでのチャントの大合唱。プロ野球・千葉ロッテの応援団。ま、ここ2〜3年のマリーンズ応援団は、ヤフードームで実際に生で観ていると汚すぎるヤジを飛ばす輩も散見されたりして「ちょっとどうかなぁ」なんて思うこともあるのですが、それはまた別の話。

ホークスだったら、関西でのビジター試合でチャンスのときに歌われる『鷹の道』。プレミアのチャントに通じるものがありますな。これは生でその場に居ると、身震いするほど素晴らしい。なぜ本拠地ヤフードームでも導入しないのか不思議です。



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鳴り物イラネ、と思うのです。でもきっと、そう考えているのは少数派なのだろうなぁ。

あとはラグビーの試合で、ボールがオープンにしゅっと出た時などに湧きあがる地鳴りのような歓声。MLBのスタジアムで自然発生する声援とスタンディング・オベーション。鳥肌が立ちますね。こういうのを見ていると、応援って強制するものでも強制されるものでもないよなぁ、と感じます。

ブブゼラにかこつけて何が言いたいかというと、ヤフードームで「みんなでフラッグを振ろうぜ!」とか「フリキレタオルを振り回そうぜ!」とか場内アナウンスで煽るの、鬱陶しいからやめて、ってことなんだよね。そんなこと言われなくても、いいプレーが出たり、チャンスで期待の打者に回ってきたりしたら歓声も上げるし拍手もするし、テンション上がって勝手にフラッグも振るからさ。

基本は「声」、強制なし、鳴り物なし。
これで(自分にとっての)スタジアム観戦環境は劇的に改善されるのですが、賛同してくれる人、少なそう...。

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