さよならまたね。

初球。
彼のフルスイングで、ボールはあっという間に左中間の中段へと消えた。

4月26日、ヤフードーム、対西武。
ホークス1点のビハインドで迎えた8回裏の先頭打者は、代打・アダム。
起死回生の同点ソロホームラン。

今シーズン見た中で確実にベスト5に入る、素晴らしく美しいホームラン。
客席から思わずスタンディングオベーションをしたくなる当たりって、そうそう無いぞ。

アダム・ハイズデュ。
好きだったなぁ。過去形にならざるを得んのが、ちと寂しいが。
何が好きだったかって、あの打球のスピード。打球の速度だけだったらメジャーの一流どころにも引けを取ってなかった。あんな当たりを生で見せてくれたのは、ケビン・ミッチェル(←しかし古いね)と、昨年の日米野球のライアン・ハワードぐらいのもんだ。

もうちっとバットがボールに当たってくれたらなぁ。

「アダム帰国。ホークス退団濃厚」のニュースをネットで読んでいたとき、iPodからちょうど流れてきたのがケツメイシの「さよならまたね」。うちのiPodは、たまに思いもかけぬ良い選曲をしてくれる。

来シーズンも帰ってきてくれねぇかなぁ。
フル出場したら30本近く打ってくれると思うんだけどなぁ。打率は2割そこそこかも知れんが。

他球団も調査に乗り出しているようなので、また是非、日本でプレーを!
ホークスじゃなくても、出来ればパ・リーグの球団で。

Image137.jpg『また会えるさ、この場所で』




で、こっからケツメイシの話なんだけどさ。

 
いっつも歌詞にやられるんだよね〜。
なんかさぁ、ありえないくらい前向きじゃないっすか。別れだったり、挫折だったりしてもさぁ、明日は来るんだよ。そういう悲しいことや凹まされたことも全てひっくるめて、次につながって行くんですよ。

「さよならまたね」もいいけど、このアルバムでは「ライフ イズ ビューティフル」にやられた。

『君が乗り越えた壁は いつか君を守る盾となって』

何、この発想。
俺が考えたことにしてくんねぇかなぁ。


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