小久保裕紀、あと1本。

およそ1ヶ月振りのヤフードームはカープ戦。

昨シーズンの42試合消化時点では貯金17で首位を独走していたホークスだけれど、今年は勝率5割。まぁこんなものでしょう。去年が強過ぎただけなのだ。

で、気になるのは2000本安打へあとひと息の小久保さん。初回のホークスの攻撃で、復帰したカープの正捕手・石原が失策を連発したり先発・バリントンがふらふらしたりしている隙に本日1本目のヒットをライト前へ。これで通算1,998本。

その後の打席は惜しい当たりもありつつも凡退。今日の2,000本達成はお預け確定となった最終盤、8回ウラ二死で回ってきた小久保の今日の最終打席は、ショートの頭を越える鮮やかなシングルヒット。

20120522.jpg盛り上がるヤフードーム。あと1本。明日あたり、決まりそうです。

入団から19シーズン目。故障とか謹慎とか大ケガとかがあったから、実質17シーズンめ。思い返すと、チャンスを与えられながら全く打てなかったルーキーシーズンの『8番・ライト・小久保』時代から福岡ドームで彼のプレーを見続けているのだな。

長いこと、頑張っとるなー。そして俺も、長いことドームに通い続けているのだなぁ。なかなか感慨深いものがあります。

試合のほうは、初回のカープのぐだぐだっぷりから流れを掴んだホークスが 9 - 1 で圧勝。カープの覇気の無さも相まって、試合途中で眠気が襲ってきたりもしたのだけれど、ホークスの四番手で投げた川原弘之のピッチングを見て目が覚めた。

150キロ越えの速球を連発するパワー系左腕。まだ二十歳。これは素晴らしい。未来のホークスを背負って立つに違いない。

しかしカープはもう少しなんとかならんかね。今年こそはセ・リーグを引っ掻き回してくれると期待しておったのに…。

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