VirtualBox上のWindows 10 Insider Previewを正式版にアップグレード。

メインのマシンのWindows 7をいきなり 10 にアップグレードする勇気はないので、VirtualBox仮想マシンにインストールしていた Windows 10 Insider Preview を正式版にアップグレードしてみる。

うちの環境:
  • VirtualBoxホストマシン:Windows 7
  • VirtualBoxのバージョン:5.0
  • ゲストマシン:Windows 10 Insider Preview 10162

まずは、Microsoftが提供しているアップグレードツールをダウンロード。

ダウンロードが完了したら、ツールを起動。すると「このマシンをこのまま(Windows Update方式で)Win 10 にアップグレードする」か、もしくは「インストールメディアをISO形式でダウンロード・保存する(後々このISOメディアを使用してOSをアップグレードする)」か訊かれます。

…と、サクサクと進んでゆきたいのですが、先走って結論から書くと、うちの仮想マシンは直接アップグレードができませんでした。以下のようなエラーが出てしまい、その原因も解決策も不明。

win10error.png

なので、以下のような手順で。

  1. 上記ページから、ホストマシンであるWindows 7のほうへツールをダウンロード。
  2. ツールを起動して、ISO形式でアップグレードメディアのイメージを保存。
  3. VirtualBoxで Windows 10 Insider Preview仮想マシンを起動。
  4. (2)の ISO メディアを仮想マシンにマウント。
  5. マウントしたISOメディアを開いて、中にある setup.exe を実行。

ISOファイルのダウンロードからアップグレード完了まで、まぁ時間のかかること。何事もなく処理は進み…

win10during.png

時間を消費する以外は特に問題もなく、アップグレード完了。

コントロールパネルからシステムの情報を見てみると…

win10info.png

見事、Windows 10 を手に入れた!

このOSのライセンスがどうなっているのか、未だによく理解できていないのだけれど、取り敢えずウチは、

  • 真っさらの仮想マシンに Technical Preview をインストール。
  • Insider Previewにアップグレード。
  • で、今回、正式版にアップグレード。

…という手順を踏んで正式版に至ったわけです。で、システムのインフォメーションを見ても判るとおり、この正式版はきちんとライセンス認証されていて、ちゃんとプロダクトIDも割り振られているのですね。

このライセンスが何処から降って湧いたものなのだか、やっぱりよく理解できないのだけれど、今回のOSアップグレードはこういうものなのかね?

さて。

Windows 10を手に入れたとは言え、差し当たって何もすることがないのだな。Microsoft Edgeブラウザで、ウェブページの表示確認をするくらいしか使用目的がないのです。それ以外はWin 7で充分だもの。

世の中の動向を睨みつつ、メインマシンのアップグレード時期を見極めることにしよう。

カテゴリ: