FIFAワールドカップ最終予選の順位決定方法まとめ。
遂に始まったアジア地区最終予選。
残り試合が少なくなってくると毎回「得失点差が…」「総得点が…」などと右往左往してしまうので、順位の決定方法をまとめておきましょう。
2014年ブラジル・ワールドカップ予選の順位決定ルールをFIFAの公式ドキュメントから抜粋してざっくり日本語訳。
予選がホーム&アウェイの2回戦総当たりリーグ戦方式で行われる場合、順位は、
もし上記3つの条件を考慮しても複数チームが並んでいる場合、
a) 勝ち点の多いほうが上位。で決定する。
b) 勝ち点が並んだら、得失点差の大きいほうが上位。
c) それでも並んだら、得点の多いほうが上位。
もし上記3つの条件を考慮しても複数チームが並んでいる場合、
d) 当該チーム同士の対戦で勝ち点の多いほう(つまり勝ち越しているほう)が上位。これでも差がつかなかったら、中立地域でプレーオフを行う。プレーオフが90分で同点ならば、前後半15分ずつの延長戦を行う。それでも同点ならばペナルティ・キック戦。
e) 当該チーム同士の対戦で得失点差の大きいほうが上位。
f) 当該チーム同士の対戦でゴール数の多いほうが上位。
g) (同一条件で並んでいるのが2チームの場合は)アウェイゴール数を2倍して、ゴール数の多いほうが上位。
…と、これが全世界共通のレギュレーション。
こちらのページ(Football Calc)で、試合のスコアを入力すれば自動的に順位を算出できますので、どうぞお試しくださいな。
出典は『Regulations FWC Brazil 2014』というドキュメント(PDF:英語)の25ページ目あたり。FIFAの公式ページからダウンロードできます。
コメント