さて、第7戦です。

日本シリーズは遂に最終戦に突入です。

あくまでも少ない得点での接戦に拘るドラゴンズ。息詰まるような投手戦…というのは個人的に非常に好きなのだけれど、こういう試合ばかりを一年通して見せられるのはさすがに厳しいなぁ…ドラゴンズが観客動員で苦戦しているのも分かるような気がする。

さて、昨日の話の続きになるのですが、
両チームの実力が同じ場合、3勝3敗で迎えた第7戦、勝って日本一になる確率はどちらのチームも50%。
というのが理論値。昨日書いたとおり、理論的には「3勝3敗になるまでの勝敗パターン」はその後の試合の結果には全く影響を与えませんから、3勝2敗から敗れたホークスと、2勝3敗から勝って逆王手を掛けたドラゴンズは、(実力が等しいとするならば)等しく「優勝確率50%」と言えます。

では、実際の過去の日本シリーズの結果を見てみるとどうだろう。第7戦までもつれた日本シリーズは過去に19回。そのうち、
  • 3勝2敗から第6戦を落として、第7戦に勝利して日本一 … 8度
  • 2勝3敗から第6、7戦に連勝して日本一 … 11度
…ということで、逆王手を掛けたチームのほうが若干ですが優勝実績が高い。まぁサンプル数がそんなに多くないので「だからドラゴンズ有利」とは言いきれない気がします。

ちなみにドラゴンズが勝つと「ホームで全敗しながら日本一になった史上初のチーム」ということになりますな。

明日、必ず日本一が決まるわけです。どんな試合になるのだろう。ただひとつ、100%確実に言えるのは
いずれにせよ、杉内が泣く。
ということだろうか。

必死の思いで取った第7戦のチケットを握りしめながら、明日に思いを馳せるのです。

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