おめでとう、マリーンズ。

「戦う前から負けること考えてるバカが居るかよ!」(c)アントニオ猪木...という想いを一応胸にして、「でもこの流れだと、きっと勝者は8割方マリーンズだろうなぁ」と考えながらヤフードームへ。

ホークス、完敗です。7 - 0の完封負け。

もうね、ホークス、弱いから勝てないんですわ。今のこの力で日本シリーズに出ようなんて考えが間違っていたのです。

ああ。

今日の試合、ホークス先発・杉内の、調子悪いながらも必死なピッチング、そしてリリーフで登場した和田の、ビシビシ直球を投げ込む魂のピッチングには涙が出そうになりましたが、こうも完敗だと悔しさも湧いてきやしません。
今日もレフトスタンドに陣取ってみたのですが、試合の大勢が決したあとは、ホークスのユニホームを着た子供たちも、マリーンズの応援につられるつられる。オレもココロの中で密かにリズムに乗っちゃたもの。いつもながらマリーンズの応援には感服します。相手ピッチャーが牽制球を投げるときにやるブーイング以外は、本当に素晴らしい。

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胴上げ終了後、レフトスタンドのマリーンズファンに勝利を報告に来る選手の皆さん。ファンが肩を組んで歌う応援歌に合わせて、選手たちも肩を組んで左右に揺れます。この一体感、とっても羨ましい。ホークスファンからも、マリーンズのファンと選手に拍手です。くっそ〜、的場、嬉しそうだなぁコノヤロウ。

それに対してホークスの選手たち、外野スタンドに一礼も無しかい。まぁ敗戦のショックがでか過ぎたのかもしれませんが、ちょっと醒めてしまいました。

そんなこんなで、まだまだ足りない部分がてんこ盛りのホークス。でもその「足りない部分」って、ここ数年のあいだずっと「足りないまま」の部分でしょ。ちょっと根本的にどうにかしないと、もう一生、日本シリーズには出られないっすよ。

...と、そんなことを考えさせられた2010・クライマックスシリーズでした。

千葉ロッテマリーンズのみなさん、このまま是非是非、日本一へ。パ・リーグ者として、応援しています。ホークスとホークスファンは、また来シーズンへ向かって、気持ちを新たに...。

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