Detroit Social Club。

名前に"Detroit"って入っているけれど、イングランドのバンドです。なんというか「UKロックど真ん中」って感じ。目新しいサウンドでも、変わったことをやっているわけでもないのですが、それが良いのだ。



 Existence / Detroit Social Club:2010

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最近なかなか居なかったでしょ、こういうひねりの無い感じ。奇をてらっていない分、完全に楽曲のクオリティ勝負ということになってしまうのですが、このアルバム、1曲目と2曲目のイントロだけで満点を差し上げます。イントロって大事。

思い返せばオアシスのデビュー時も「ふつーのロックなんだけど何故かイイよね」って感じだったよなぁ。あとはOASISのように成り上がるか、数多のUKバンドのように1枚だけキラリと光るアルバムを残して消えていってしまうのか。しばし注目です。

ところで、このバンド名。UKのバンドなのに何故、デトロイト。謎を解こうとGoogleさんに訊いてみたら、こんなインタビュー記事を見つけた。

  → Sport.co.uk meets ... Detroit Social Club|英語

インタビューの殆どは「イングランド・プレミアリーグのサンダーランドFCはどうよ?」という内容なのですが(ボーカルのDavid Burnがサンダーランドのファンらしい)、最後のほうにこんなやりとりがありました。

- Oh, and why the name?

When I first started the project and it was just me, it was quite an Americana kind of sound. I was doing American history at university. So I wanted something that gave a nod to America but also had a sort of northern English heritage, which is obviously the Social Club. So I put the two together and it sounded quite cool.
無茶苦茶ざっくり訳すと「アメリカっぽいのとイングランドっぽい言葉をつなげたら超イケてる響きになったんだ」ということですな。

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