台湾プロ野球がエラいことに。

ちょっと目を離した隙に、台湾プロ野球が大変な事になっていた。

まずは10月23日に、誠泰コブラズが身売りして今シーズンからリーグ戦に参加したばかりの新球団・米迪亞暴龍(ティーレックス)が暴力団との関わり・八百長疑惑などでリーグを除名処分に。

そして11月11日、中信鯨が経営難から突然の解散を発表。来年度の中華職棒大聯盟は、残った4チームでリーグ戦を行うそうだ。せっかく統一ライオンズがアジアシリーズで好成績を残したというのに...。

まぁ台湾プロ野球は長年にわたって集客難に喘いでいて、通常のリーグ戦ではお客が2,000人も入れば良い方。去年の夏に行った台中棒球場での公式戦、スタンドはこんな感じだった。

kujira.jpg決して野球の人気が低い、という訳でもなくて、例えば台湾シリーズやオリンピック予選のような大きな試合ではスタンドが一杯になるし、街ではヤンキースの王建民の背番号「40」が付いたピンストライプのTシャツを着ている若者もよく見かけた。

でも、リーグ戦は客が入ってないんだよなぁ。不思議。スタンドには日本と同じように、アイドル選手に必死で声援を飛ばす女の子とかもいるのだけれど。

で、この台中棒球場で観た試合が、興農牛中信鯨との対戦だったのだ。試合前には球場の正面ゲートに鯨の選手がふたりばかり出て来て、来場者に記念写真やサインのサービスをしていたなぁ。その時に貰った鯨のリストバンドは、まだ手元にある。

081119.jpgこういうファンサービスや集客努力もやってたのになぁ...。


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