陽耀勲。

ホークス入団以来、怪我だ、骨折だでモタモタしていた陽耀勲。ついにプロ初先発ですよ。

台湾・台東県出身。台湾文化大学からホークス入り。
1983年1月22日生まれの25歳。
入団当時は、台湾アマチュア球界ナンバーワン投手との誉れ高かったのだなぁ。

台湾のWebページを検索すると「陽耀勲飲酒事件」なんてのがひっかかる。どうも酔っぱらって喧嘩、両手を負傷したらしい。そのために台湾プロ球界はドラフトを回避したなんて話もちらほら。

日本語はまだまだ達者ではないようだ。二軍戦で登板する時には、内野を守っている同郷の李杜軒がマウンドに駆け寄って、陽さんと通訳さんの間に入って話をする光景が見られたりもする。ちょっと微笑ましい。

弟の陽仲寿(よう・ちょんそ)選手は福岡第一高校から高校生ドラフト1巡目で北海道日本ハム入り。この二人の間に、もうひとり陽耀華(よう・ようか)という兄弟が居て、この選手もかつて福岡第一高校に野球留学していたそうだ。2003年にはドラフト候補になったくらいの好選手。彼は、そのまま第一経済大学に進学、今期からアイランドリーグの福岡レッドワーブラーズに所属。写真を見ると、顔がそっくり。

ちなみに日本で活躍した台湾出身投手といえば、郭源治(中日ドラゴンズ)、郭泰源(西武ライオンズ)、荘勝雄(ロッテオリオンズ)などなど。メジャーではヤンキースの先発ローテの一角・王建民らが頑張ってる。

この先輩たちのように、すげーピッチングをしてくれることを期待。


繁体字表記では「陽耀勳」。微妙に字体が異なるので、Webで検索するときには気をつけないと、台湾のページが一切引っ掛からなかったりします。


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