ホーム最終戦。

ヤフードームのホークス vs バファローズ。1 - 4 でいつもの如く淡白な黒星。

まぁねぇ、いくら監督が退任会見をした翌日だからって、それで勝てるのだったら今までも勝ってる。急には変わらないのさ。

試合開始前、ホークスビジョンに映った女の子が持っていたボードに「王監督、14年間、私たちも幸せでした」なんて書いてあって、早くも涙ウルウルになりかけてしまったのですが、試合の方はファンの気持ちにも監督の気持ちにも応える事なく、不甲斐ない敗戦ですよ。

なんだか監督の熱意だけが伝わってくる試合。小刻みな継投で、4点ビハインドなのに最後には馬原までマウンドに送るも、まさに笛吹けど踊らず、って奴ですか。

そして試合終了後、王監督の挨拶。
白いホーム用のユニホームに身を包む王さんを観るのは、これが最後なのだなぁ。

080924.jpg王さんの挨拶...。
「8月9月の戦い、故障者は出たとはいえ、決してソフトバンクホークスらしい戦いが出来る事ができませんでした。それは全て、監督の責任でございます。強く、強く責任を感じております。また、ファンの皆さんに、期待に応えられなかった事、また、本当に、皆さんと共に夢を分かち合えなかった事を、大変、残念に思っております」
「95年以来、14年間ユニホームを着せていただきました。大変、幸せでした」
「来年以降の新生ホークス、若い力が大きく花開く、素晴らしい年になると思います。また新しい陣容の監督コーチ陣がいずれ発表されると思いますが、私が出来なかった事を、やり遂げてくれると信じております。そういった意味で新しいスタートを切るホークスを、今まで以上に、力強く応援していただけますように」

どうよ、この誠実さ。やはり器が違います。こんなに素晴らしい人の元で歩んだ14年間。財産です。

で、王さんも言っている「来年以降の新生ホークス」。
いろいろ思う事はあるのだが、それはまたヒマな時に書くとして、「新しい血」、これは絶対必要だと思います。個人的には、「ホークスの常識」をぶち壊してくれるような新首脳陣、期待しています。

とりあえず今日は、この14年間に想いを馳せながら、そして例年よりも1ヶ月近く早くシーズンが終わってしまった事を嘆きながら、酒でも食らうかぁ。

そういえば、清原出なかったなぁ...。


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