渚の風物詩。

一週間余り留守にして帰ってきても、相変わらずホークスは勝率5割の辺りをうろうろしていた。

ヤフードームのホークス vs バファローズ。

ホークス、今日の先発は新垣渚。
素晴らしい立ち上がり。球が低めに決まりまくる。膝元に沈むスライダーが効果的。4回までバファローズ打線をパーフェクトに抑える。これは最後まで行っちゃうんじゃないの?
対するバファローズ・近藤も140キロ台半ばの速球と、100キロそこそこの抜いたボールでホークス打線を無安打に抑えるのだ。これは先に1点取った方が勝ちだな〜。そんな試合展開。

新垣は5回、急に球が上ずり始めた。いつもの悪い病気が発症か...。しかししかし、後藤に打たれた出会い頭のソロホームランでの1失点のみで切り抜ける。今までとはちょっと違うぞ。

その後も両先発投手は譲らず。もの凄いハイペースで試合が進んでゆく。気持ちのよい投手戦。

8回表に新垣渚の代名詞「暴投」で一点を献上。0 - 2、ホークスの2点ビハインドで迎えた8回裏、結果論で言えばバファローズの継投策が失敗。代打・本間の渋い逆転タイムリーヒットで 3 - 2。9回は馬原が抑えてホークス勝利。

しかし本間の逆転打。「これぞ本間」のバッティング。外角低めに逃げてゆく球にバットを合わせて、三塁手の後ろ、レフト線ギリギリにボトリと落とす。職人技。いいねぇ。

で、ヒーローインタビュー。346日ぶりに白星の、新垣渚。

080828.jpg気持ちは分かるけれど、今季初勝利ぐらいで泣くなよ〜。
まぁまぁそんな涙も、渚の風物詩ということで。


清原、出ませんでした。見たかった。


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