リッチ・ゴセージ。

おお久しぶりに懐かしい名前。

リッチ・ゴセージ、メジャーリーグ殿堂入り!

リッチ・ゴセージ
1951年生まれ。
1970年代から80年代を代表するクローザー。
シカゴ・ホワイトソックス → ピッツバーグ → ニューヨーク・ヤンキース → サンディエゴ → シカゴ・カブス → サンフランシスコ → ニューヨーク・ヤンキース → 福岡ダイエー → テキサス → オークランド → シアトルと移籍を繰り返しつつ、1994年シーズン後に引退。メジャー通算124勝107敗310セーブを記録。セーブ数は07シーズン終了時点でメジャー歴代17位。

…ということなんだが、正直な感想は「ゴセージって殿堂入りする程スゴい投手だったんだ」。

ゴセージさんが福岡にやって来たのは1990年。ホークスが福岡移転2年目のシーズン。この年から田淵さんが監督になって、まぁ何というか、ホークス暗黒時代のまっただ中。ちなみにこの年は最下位。

本拠地はまだ、今は亡き平和台球場

で、ゴセージさん、シーズン前の入団テストで一度は不合格を食らってるんだな。でも苦しい投手の台所事情からその年7月に契約。

当時、とっても期待したんだが。なにせメジャーのセーブ王。風格も貫禄もある。かっこよかったよなぁ、風貌は。しかし御年39歳…。

結局、2勝3敗8セーブ。そしてチームも41勝85敗4分、勝率なんと.325

あああ。当時のやりきれない、切ない思いがこみ上げる。全然勝つ雰囲気がないんだもん。今のホークスファンは本当に幸せ者だ。
しかしなぁ、あの暗黒時代を知っているからこそ、もうホークスから離れられない訳さ。

当然のようにその年限りで解雇になったゴセージさんは、それでもメジャーに即復帰。1994年まで現役を続けたところが素晴しいではありませぬか。

翌1991年には、阪神から移籍した池田親興がホークスの新守護神として颯爽と登場。

そしてその1994年シーズン途中、ホークスは懲りずにまたまたメジャーのセーブ王を獲得するのであった。
その人の名は、ボビー・シグペン
シグペンさんは、さすがな成績を残してくれたんですが、それはまた別の話…


カテゴリ: