→ 読売新聞の記事
言わずと知れたセックス・ピストルズの仕掛人。カネの匂いを嗅ぎ付けるのが抜群に上手い人、とか、時代を読むのに長けた人、とか、ちょっとネガティブな"やり手"のイメージを勝手に抱いていたのだが、遺した作品群は今でも尖っているのです。
まずは一家に一枚、必携のアルバム。
ピストルズを崩壊させた後は、パンクの香りを残しつつ、アフリカのリズムを取り入れながら思いっきりポップなBow Wow Wow。
1980年代前半にポップミュージックにアフリカのリズムを取り入れるっつーのは凄いよね。そして同じ時期にリリースした、マルコム・マクラーレン名義のアルバム。こちらはアフロ・ビート+ヒップホップ。これまた、とんでもない先進性。
彼がいなければパンクという音楽も、ファッションとしてのパンクも無かったかもしれないと考えると、もっと大きなニュースになっても良いような気がします。
コメント