Ubuntu 18.04 で画面ロック復帰時のパスワード入力をオフにする。

Ubuntu 18.04で、サスペンドからの復帰時やブランクスクリーン(一定時間無操作だったときの画面オフ)からの復帰時に、いちいちパスワード入力を求められるのが面倒くさいので、この機能をオフにしてしまいます。

セキュリティ的には如何なものかと思うけれど、家の自室に設置してあるパソコンならばそこまで神経質になる必要もあるまい。煩わしい操作を端折りましょ。

端末で設定します。

ロックスクリーンを無効に。以下のコマンドを実行します。

$ gsettings set org.gnome.desktop.lockdown disable-lock-screen true

サスペンド時の画面ロックを無効。

$ gsettings set org.gnome.desktop.screensaver ubuntu-lock-on-suspend false

ブランクスクリーンからの復帰時の設定。

$ gsettings set org.gnome.desktop.screensaver idle-activation-enabled false

最初のだけでも良さそうだけれど、設定の主従関係がよく判らないので一応、全部やっておきます。

これで画面復帰時にパスワードを訊かれなくなる筈。

元に戻す場合は、それぞれ、

$ gsettings set org.gnome.desktop.lockdown disable-lock-screen false
$ gsettings set org.gnome.desktop.screensaver ubuntu-lock-on-suspend true
$ gsettings set org.gnome.desktop.screensaver idle-activation-enabled true

ただしこの設定をしていても、ブランク画面からの復帰のときには↓の画面…

lock_screen20191019.jpg

…これが表示されます。こいつが「ロック画面」ではないの? これは「スクリーンセーバー」なの? いずれにしても先の設定でオフにしている筈なのですが。

画面を復帰させるときのアクションとして「マウスを動かす」とかではなく「Enterキーを押す」操作をしてやると、この画面をすっ飛ばして(もちろんパスワード入力画面もすっ飛ばして)デスクトップに戻れます。

他に何か設定箇所があるのだろうか。まぁ、パスワード入力画面は端折れるようになったので良しとしよう。

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