ほんとにどうでもいい話。電子マネー『iD』の専用カード、なんとオモテっぽいほうが裏だった。
ドコモが元締めの電子マネー『iD』。ポストペイ方式なのでチャージの必要がなくて使い勝手が良い。三井住友のクレジットカードにオマケで付いてきた「専用カード」なるものを使っているのだけれど、これ↓
当然、こちら側が表だと思うでしょ。
否。
なんとなく反対側の面に書かれている注意書きを読んでいたら…
裏面に記載された会員ご本人以外は使用できません。
なんと、名前が印字されている派手なデザインのほうが「裏面」。ということは、この注意書きが書かれている地味なほうが「表面」…。
うん、先入観や固定観念はよろしくないですな。
もしや、他のクレジットカードやキャッシュカードも実は表っぽいほうが裏なのか、と手許のカードを片っ端からチェックしてみると、そもそも「オモテ/ウラ」を明示しているものが殆ど無い。唯一、ANAマイレージクラブの会員カードの説明書きに、
本カードはカード表面に記載された会員ご本人のみに有効です。
…と記されてあって、このカードはデザイン面がオモテで説明書きの面がウラ、と。
う〜ん。
まぁ考え込むほどのことではないのです。
と言いつつ、ちょっとだけ考えてみると、「表」と「裏」という言葉、時には相対的なものであり、時には絶対的なものを表していたりするのだな。
件の『iD』の説明書きにある "裏面" という言葉を例とするならば、
「あなたが今読んでいるこの面を仮に "オモテ" とするならば、必然的に反対側の面が "ウラ" となり、そういう意味でワタクシは反対側を "裏面" と表現したのです」
という意味に取れば、これは「相対的な "表裏" =見ているほうがオモテで逆側がウラ、カードをひっくり返せばそちらがオモテで逆がウラ」ということになり、
「ワタクシはこちらと反対側の面を "裏面" と定義した。つまりこっちがオモテ面。」
という意味で書かれているならば、もうこれは「絶対的な "表裏"」。カードをひっくり返そうが何をしようが説明書きの面が常に "オモテ" でロゴ面が常に "ウラ" 、とそういうことになるのです。
う〜ん。
ほんと、どうでもいい。
コメント