VirtualBox 5.0 BETAを試す。やっと USB 3.0 対応。
仮想化ソフトウェア・VirtualBox の次期バージョン(5.0)のベータ版がリリースされているので試しに使ってみる。USB3.0 が使えるようになっているらしいのでチェック。
- → Oracle VM VirtualBox … トップページの "News Flash" セクションから辿ってゆくと、βバージョンのダウンロードリンクに突き当たります。
β版ということで、公式ページにも「本番環境で本格的に使っては呉れるな」という注意が書かれているので、試用に飽きたら現行のバージョン4.3にいつでも戻せるようにしておきましょ。
手順としては、
- 仮想マシンを全て終了。
- 現在の環境設定をバックアップ。
- 仮想メディアファイル(.vdi)をバックアップ。
- バージョン5.0 BETA をインストール。
- Extension Pack 5.0 BETA をインストール。
で、5.0 をお試し。飽きたら、
- 仮想マシンを終了。
- 5.0 をアンインストール。
- 環境設定をバックアップからリストア。
- 仮想メディアファイルをバックアップからリストア。
- 4.3 を再インストール。
で、元通り。
…と、こんな感じで問題なかろう。
さて、VBox 5.0 で USB3.0 が使用できるように設定してみます。VirtualBox マネージャーを起動して、画面の左ペインで、設定したい仮想マシンを選択 → "設定" をクリック。
設定ウィンドウが開くので、"USB" を選択して、USB 3.0 コントローラ を有効化。
"OK" ボタンを押して設定を保存したら仮想マシンを起動。うちの仮想マシンは Xubuntu なので、ターミナルを立ち上げて "lsusb" コマンドでステイタスを確認してみます。
おぉ、きちんと「USB 3.0 インターフェイスである」と認識されていますな。USB 3.0 対応の外付けHDD を接続してみると、何の問題もなくマウントできました。"hdparm" コマンドで読み込み速度チェック。
まずまずですか。
ちなみに VirtualBox 4.3 で USB 2.0 が有効になっている場合の lsusb コマンドの出力は…
その場合の読み込み速度は…
…と、こんな具合。
そんなわけで、バージョン5.0 の正式リリースを待つ。
ホホ
Windows 隠しファイル・フォルダのリネームは .xxxx. と最後にピリオドで行えますよ!
tyzからホホへの返信
おぉぉぉぉ、本当だ。
ありがとうございます。ありがとうございます。