Windowsでも medit。

Windowsを使っていて個人的に困りものなのは、ちょうどいいテキストエディタがなかなか見つからないこと。

普段はUbuntuを使用していて、そこでは medit という軽くて賢いテキストエディタを愛用しているのですが、こないだ久しぶりに公式サイトを覗いてみたら、なんとWindows版が公開されていたので早速インストールしてみた。

 → 公式ページ:sourceforge.net/projects/mooedit/
  → ダウンロードページから "1.1.2" をクリック。medit-1.1.92-devel.exe をダウンロード。

ダウンロードファイル名は 2013年4月現在の最新のものを記載しています。

ダウンロードしたものを実行してインストールするだけ。あとは起動して使うだけ。…なのだけれど、まっさらのWindows XPなどでは「プログラムの起動に失敗しました」というアラートが出て起動できないことがあります。

そんなときは Microsoft のダウンロードサイトから VisualC++ のランタイムライブラリをゲットしてインストールすれば大丈夫。

 → Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)

キーボードショートカットも柔軟に設定できるし、ファイルの拡張子に応じて適切な強調表示やカラー表示をしてくれるので良いですな。

medit_ss.jpgもちろん、様々な文字コードや改行コードも無難に扱えます。お試しあれ。


ところで、この medit のUbuntu版、公式リポジトリから入手できるバージョン(1.0.3)には「ショートカット設定を保存できない」などのバグがあります。最新バージョンにアップデートすればよいのだけれど、公式リポジトリは一向に更新されないので、手動でインストールしましょう。
  • 上記公式サイトから、最新の medit-x.x.x.tar.bz2 をダウンロードして解凍。
  • 「端末」を開いて、解凍してできたディレクトリに移動。
    $ ./configure
    $ make
    $ sudo make install
  • で、インストール完了。
configure のときに「〜が見つからない」などのエラーが出ることがあります。コンパイルするためのライブラリが足りていないので、apt-getやパッケージマネージャから必要なものをインストールしましょう。必要なものはlibxml2-devと、ええと、あと何だったかな…。configureの前に、
$ sudo apt-get build-dep medit
を実行すると、幸せになれるかもしれません。

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