【VirtualBox】4.2.12にアップデートすると "low-graphics mode" エラー。

うちの環境は、

  • ホスト:Windows 7
  • ゲスト:Ubuntu 12.04.2(Xubuntuデスクトップ)
  • VirtualBox 4.2.10 → 4.2.12

なのだけれど、VBoxを4.2.12にアップデートして、Guest Additionsも当該のバージョンのものにアップデートしたら、Ubuntu起動時に "the system is running in low-graphics mode" と言われてデスクトップが立ち上がらなくなったのです。

コンソールログインはできるのだけれど、これは非常に困る。忙しいのに。

これを直す一番手っ取り早い方法は「とりあえずVBoxを4.2.10に戻す」ということでよろしいか。

  • まずは VirtualBox をシャットダウン。
  • Windows 7(ホストマシン)上で、VirtualBox 4.2.10を再インストール。
    ローカルに 4.2.10 のパッケージを保存していないときは、Oracleの公式サイトからダウンロード → インストール実行ファイルへの直リンクご容赦
  • Ubuntuを立ち上げる。
  • "low-graphics" なんたらと言われるので、"Exit to console" メニューを選択。
  • ログイン。
  • どうもメッセージなどで日本語が表示されないみたいなので、とりあえず英語表示に。
    $ export LANG=C
  • Guest Additionsを前のバージョンに戻す。CDをマウントしてインストールスクリプトを実行。
    $ sudo mount /dev/cdrom /mnt
    $ cd /mnt
    $ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
    4.2.12を削除して4.2.10を適用しています…みたいないつものメッセージが表示されて、インストールが完了する筈。
  • Ubuntuを再起動。
    $ sudo reboot
  • 作業完了。


…と、取り敢えずこれで普通に立ち上がるようになりました。

どこか見えないところで不具合が溜まっているかもしれないけれど、応急処置ということで。

ちょっと焦った。

【2013.06.22 追記】
  VirtualBox 4.2.14 がリリースされています。 → 『【VirtualBox】4.2.14は無難に動作しそう。

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