iPhoneでパスポート写真を撮る。

ふと気がつくと、パスポートの有効期限が残り三ヶ月を切っている。これはマズい。突然思い立って台湾へ…なんて行動が出来ないではないか。

というわけで申請に行こうと思います。

期限が残っているパスポートがあれば、更新時に戸籍謄本とか住民票は不要。これは楽。だけど当然、証明写真は必要です。

これが面倒くさい。

街の写真屋さんは結構いい値段するでしょ。そうかと言って、あの証明写真ボックスでは上手く撮れた試しが無い。あ、iPhone だったら写真のサイズ合わせから何からやってくれるアプリがあるのではないだろうか、と検索してみると、ある。幾つか見つかる。

で、とりあえず選んでみたのは『証明写真くりえいたぁ』というアプリの無料お試し版。出来上がった写真に "Sample" の文字が入る以外、全ての機能を確かめることができます。


 証明写真くりえいたぁ:Drop widget

  → 有料版 @AppStore
  → Free (お試し)版 @AppStore

お試し版を使ってみたら良さそうだったので、製品版を購入。170円也。

印刷する用紙のサイズと写真のサイズを設定してやれば、あとは顔写真を撮るだけ。顔のサイズ調整は半自動。手作業で微調整も出来ます。明るさやコントラストも調整可能。

おお、賢い。

が。

サイズ合わせとか、このアプリの機能自体はとても使いやすくて簡単なのだけれど、「適切な顔写真を撮る」という作業が大変だ。

背景に影が映り込んではダメ、顔が真正面を向いていなくてはダメ、顔に影が落ちてもダメ。で、家で何枚も撮れるものだから、「あ、ちょっと髪が…」「表情が…」とか、些細なことで撮り直したくなる訳ですよ。

長時間掛けて撮影終了。さて、印刷。

う〜ん、印刷してみると、規定のサイズよりタテヨコそれぞれ 1.5mm ずつくらいデカいのだな。このあたりはプリンタ / プリンタドライバとの相性もあるのかもしれない。苦労して 35mm x 45mm に切り出して、作業終了。

苦労の甲斐あって、パスポート申請窓口では問題なく受け取ってもらえたのだけれど、結論。

パスポート写真は写真屋さんで撮ったほうが、楽。

自分で証明写真を作るのは、履歴書用くらいのユルいレギュレーションのものくらいにしておいたほうが無難な気がします。



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