最後の喫煙者。
JTの「全国たばこ喫煙者率調査」によると、最新の喫煙者率は24.9%。
→ J-CASTニュースの当該記事
日本の推計喫煙者数は2601万人。日本たばこ産業のWebページにある喫煙者率の推移を見ると、喫煙率は一直線に減少しています。
男女別のデータしか載っていないので、とりあえず男性喫煙者率の推移をグラフ化してみた。クリックで拡大します。
横軸が年度、縦軸が喫煙率。
適当に近似直線を当ててみた。傾斜の緩い方は全てのデータを用いた近似直線で、傾斜がきつい方は平成に入ってからのデータのみを使ったもの。
このまま喫煙者が減り続けると、2042年から2052年のあいだに男性喫煙者数はゼロになる。
...まぁ実際には10〜20パーセントあたりで減少率は頭打ちになると思いますが。
で、筒井康隆に『最後の喫煙者』という短編小説があります。
極端な嫌煙ファシズムに最後の戦いを挑む、僅かに残された喫煙者たち。あなたはこれほどまでの強い意志を持ってタバコを吸っていますか。タバコを吸えないのなら死んだ方がマシ、そう考えて吸っていますか。私はそう思っています。最後まで喫煙者の権利を守るべく、戦い続ける所存であります。
とはいうものの、街なかで喫煙できる場所は確実に減ってきていて、自分では「マナーを守って喫煙」を実行しているつもりなのだが、周りからはどう見られているのか分かったもんじゃない。歩きタバコのおじさんなどを見かけると、喫煙者のオレでさえ「今時、歩きタバコかよ」なんて軽蔑の眼差しを浴びせてしまうくらいだからなぁ。
まぁ、数時間タバコを吸わなくても死ぬわけじゃ無し、他人のタバコの煙を吸ったからって即死するわけでも無し、マナーを守って、時と場所を考えて吸いますので、あんまり極端に走る事無く、なぁなぁで行って頂けませんかなぁ。
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通りすがり
ジョークがジョークでなくなっちゃいましたね。
共存を許さない規制社会の行き着く先。
どんなホラー作品よりも恐ろしい。
不思議なのは、極端な嫌煙家のような健康マニアが、
なぜかダウン症の子供の発生率を問題にしないことなんですよね。
もうずいぶん前にいろいろと証明されているこのことを知っていれば、
高齢出産がどれほど生まれてくる子供にとって危険であり、
だから女性はなるべく若いうちに出産すべきであり、
レントゲン検査はなるべく少なくするべきである、
と言うようなことを問題にするはずなのですが。
健康関連の話には、いつも胡散臭さが付きまといます。