Bossaカバー列伝。"Bossa n'〜"シリーズ

ここ2〜3年は、海外でもBossaカバーブーム。リリース日を見てみると「海外で過去の名曲をBossaアレンジでカバーするのが流行っているみたいだぜ → よし日本でもやってみよう」という流れでも無い模様。クラブ系やカフェ系を含めたBossa Novaマーケットの広がり具合から見て、日本とヨーロッパのリスナーが狙い撃ちされたんでしょうなぁ。

海外でのBossaカバーシリーズの代表格はこちら。『Bossa n' なんちゃら』シリーズ。挑発的なCDジャケットを並べるだけでも意味がある。

  → Bossa n' なんちゃら』シリーズをまとめて検索@miXs

 Bossa n' Stones:2005

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 Bossa n' Stones 2:2006

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 Bossa n' Marley:2005

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 Bossa n' Roses:2006

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 Bossa n' Ramones:2008

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壮観ですなぁ。

それぞれ、The Rolling Stones、レゲエの神様Bob Marley、最近大復活のGuns N' Roses、パンクの大御所Ramonesの曲をカバーしてます。

『〜Stones』『〜Marley』辺りは良いのですが、そこはシリーズ物の常、後ろに来るに従ってマンネリ感・弾切れ感が漂い始めます。後期のシリーズも、曲によってはBossaアレンジがむっちゃハマっているものもあるのだが。

個人的ベストトラックは『〜Stones』の6曲目『(I Can't Get No)Satisfaction』。Michelle Simonal(ミッシェル・シモナール)という女性がボーカルを取っているのだが、これがエロい。息づかいや節回しが、とにかくエロい。夜中にひとり、ヘッドフォンで聴いていると鳥肌が立つくらいエロい。子供には聴かせられない。

この人、歌唱力も割としっかりしていて、『Jazz and 80's』という、80年代のヒット曲をジャズアレンジで歌う...というコンセプトのアルバムでU2『With or Without You』をカバーしていたりもする。これもなかなか、有りっちゃ有り。

With or Without You / Michelle Simonal 試聴あり


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