騙された気分はどうだい?

"Ever get the feeling you've been cheated?"

ジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)がステージ上でこの有名な台詞を吐いて、セックス・ピストルズが事実上の終焉を迎えたのが1978年の1月14日。

Never Mind the Bollocks / The Sex Pistols

セックス・ピストルズの最初で最後のオリジナル・アルバム「勝手にしやがれ!!(Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols)」、いやいや、このイエローとピンクのジャケットを見るだけで胸が躍るじゃないですか、旦那。この一枚のアルバムから、世界中の奴らが影響を受けたのだ。

このアルバムの演奏時間は約39分。

自宅から仕事場までチャリで行くと、だいたい40分なんだよね。だから家の駐輪場でチャリに跨がる瞬間に「Never Mind 〜」の再生をスタートさせると、職場についてチャリのスタンドを立てる瞬間にラストの曲「EMI」が終わるという、何とも気持ちの良い思いが出来るのです。

そんな理由もあり、ここ数年で一番聴いているアルバムがこの「Never Mind 〜」なのです。

まぁ演奏時間と通勤時間が偶然一致、などという理由を抜きにしても、このアルバムは素晴しい。1曲もスキップする事無く完奏できるアルバムって、実はあんまり無いっしょ?しかも何度でも聴ける。

名盤である。

そして世紀の変わり者、ジョン・ライドン大先生についてもっと知りたい時は、彼の自伝でも読んでみるのだ。



ピストルズは現在、「Never Mind 〜」発売30周年の昨年末に再結成。ツアーをぼちぼちしつつ、6月のワイト島フェスティバルでもパフォーマンスを披露するそうだ。

→★The Official Isle Of Wight Festival 2008 website:チケットはSOLD OUTっす。


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