Danger Days: True Lives of the Fabolous Killjoys
/ My Chemical Romance:2010
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前作『The Black Parade』でマイケミにやられてしまったわけですが、今作は今までのモノトーンな感じから打って変わってカラフルでキャッチーでストレートな感じが前面に押し出されてますな。こんなマイケミも有りかも。
で、油断して聴いていると、8曲目『PARTY POISON』のド頭で、突然日本語ボイスが。妙なテンションのねーさんが日本語で叫ぶのですよ。アルバムのクレジットを見ると「AIRI ISODA」と書いてある。ヴォーカルのジェラルドのインタビュー記事を見つけたんだけど、「友達の友達」の女性らしい。
→ MY CHEMICAL ROMANCE | CDM(coupdemainmagazine.com)
記事を読むと、なんだかこの「女性の日本語ボイスで曲を始める」というアイディアをえらく気に入っているようで、ジェラルドは「デヴィッド・ボウイの"ロウ"みたいだろ」と言っていますが、これは彼の記憶違い。ボウイのアルバムで日本語女性ボイスがフィーチャーされているのは『スケアリー・モンスターズ』ですね。1曲目の『It's No Game(Pt.1)』。
→ It's No Game(Pt. 1) / David Bowie
この曲、うちらネイティブ・ジャパーニーズが聴くと噴飯物の日本語なのですが(しかもアルバムの冒頭でガツンとやられるもんだからタチが悪い。この曲の所為で、日本での『Scary Monsters』の評価が下のほうに引っぱられている感も…)、マイケミの新譜と併せて聴いてみるのも一興かと。
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