今年の夏はコレ聴いとけばいいんじゃね? と思わせる、定番ながらツボを押さえた極上の曲が並びます。さすがキャリアのなせる業。沢田研二、声がまったく衰えていないのが凄い。
自分がリアルタイムで知っている、70年代後半から80年代中盤にかけての彼の絶頂期。ロックでポップでセクシーでエキセントリックで退廃的な、正にスーパースター。そこから徐々に露出が減って、もう完全に過去の人かと思いきや、全然そんなことない。
あの頃のシャープな顔立ちは、積み重なった時間に埋もれかけているけれど、キレの良かったアクションも、見方によってはコミカルに映ってしまうけれど、沢田研二は正真正銘、現役の、そして現在でも最高レベルのヴォーカリストなのだ。
音楽業界が凹んでいる今だからこそ。
俺たちにはまだ 沢田研二がいる。(from『気分はもう戦争』by 大友克洋・矢作俊彦)
ぬこ
おほめの言葉、ありがとうございます。ぺこり。