【Ubuntu】"VboxClient : the VirtualBox kernel service is not running. "

VirtualBox を 5.0 から 5.1 にアップグレードしてみた。

うちのホストマシンは Ubuntu 16.04.1。なのでアップグレード手順としては…

  1. VirtualBox 5.0 をアンインストール。
  2. 上記ダウンロードページから、自分の環境に合った Linux 版のパッケージをダウンロード。ついでに Extension Pack もダウンロード。
  3. 5.1 をインストール。
  4. VirtualBox を起動して、"ファイル" → "環境設定..." → "機能拡張" から Extension Pack をインストール。

と、これで大丈夫な筈。

しかし、ホストマシンのシステム起動時に必ず

VboxClient : the VirtualBox kernel service is not running. exiting.

というメッセージが表示されるようになってしまった。

呼んで字の如く「VBox のカーネルサービスが動いていないよ」ということなのだけれども、この状態で VirtualBox を起動してみると、何の問題もなく正常に動くのです。

ということは…

5.1 にアップグレードした結果、もう既に必要なくなった 5.0 時代のサービス起動スクリプト回りが残っていて、それが悪さをしているに違いない

そんなわけで、

  • 以前のバージョンの VirtualBox を、改めて「完全削除」。
    • コマンドラインからだったら
      sudo apt-get 古いバージョンのパッケージ名 purge
    • Synaptic パッケージマネージャ だったら、旧パッケージを「完全削除指定」。 vbox170425.png

はい、メッセージが出ることはなくなりました。

カテゴリ: