電子書籍のアドバンテージ。

アップルのApp Storeで売り上げトップを誇る電子ブック・高田純次の『適当日記』をダウンロードして、寝る前にiPhoneで読んでいたのです。

「ふふん」なんて軽く笑いながら『適当日記』を読み進むうちに、オレは電子書籍の、紙の本には絶対に真似のできないグッドポイントを発見してしまったのですよ。

電子書籍は、まわりに灯りが無くても読める!

これ、すごく良くない?
ベッドに寝転がって「眠る前にちょっと本でも読むか...」っていうときに、電子書籍だと部屋の灯りや枕元の灯りを点ける必要がないわけさ。読み飽きて寝ようと思ったら、電子書籍端末をオフにするだけ。ベッドからのそのそと這い出して、部屋の灯りを消すという面倒くさい作業をしなくても良いのです。

紙の本に対する、もの凄いアドバンテージ。完璧なセールスポイント。「電子書籍はかさばらない」とか「価格を安く設定できる」とかよりも、電子書籍/端末を普及させようと企んでいる人たちは、この「電子書籍は灯りいらず」という超絶メリットをもっとアピールすべきです。

こりゃ、電子書籍の普及、想像より速いかもしれんなぁ。しかし『適当日記』を読みながらこんな素晴らしい事に気がつくなんて、オレも冴えてるなぁ。『適当日記』も面白いなぁ。高田純次も冴えてるねぇ。

...なんて思いながら眠りに就いたのですが、朝、起きて本棚を見ると何故か『適当日記』が並んでいたの。どうも昔、本屋で購入していたらしい。ちゃんと読んだ形跡もあるのですが、内容は全く記憶にございませんでした。

オレも大概、適当です。

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