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うねる極低音のベースラインに一風変わったリズムパターン。優しく暖かい、今までの彼女を期待しながら聴くと違和感を感じますなぁ。個人的にはアリですが。
サウンド製作陣ががらりと入れ替わっているみたい。特にトム・ウェイツの作品『Mule Variations』に参加したこともあるJacquire King(ジャクワイア・キング)の影響が大のようです。完全に "ジャズ・ボーカリスト" というジャンルから逸脱しはじめましたね。

　　→ Jacquire King｜公式サイト(英語)
　　→ Jacquire King MySpace

そういえばノラ・ジョーンズ、2008年には3ピースのロックバンドの一員としてアルバムを発表しています。話題に上ったような、スルー気味だったような...。

サウンドは、粗い感じのインディ・ロック。遊びなんだか本気なんだか判りませんが、まぁ良くできたアルバムではあります。

さてさてノラ嬢、今後はこのままトム・ウェイツばりの変態サウンドへと突き進むのか、それとも美しいヴォーカルの世界に回帰してゆくのか、興味あります。