石崎ひゅーいのデビューアルバム。いいね。
石崎ひゅーいの歌声、言葉がスルっと頭の中に入り込んでくるのだな。声質なのか表現力が高いのか判らんけれども、何かを伝える力を持っている、というのはとっても羨ましいですな。
アルバム全体から、そこはかとなく漂う懐かしい感じは何なのだろう。たぶん、ひと昔もふた昔も前に流行ったようなアレンジワークの所為だと思うのだけれど如何か。
"古いサウンド" とか言ってしまうとネガティブイメージで語弊があるので、ここはひとつ "オーソドックスな" とか "伝説のあの頃のサウンド" とか適当にポジティブ表現をしてしまいましょ。当然のことながら、なんでも新しけりゃいいってものでも無いのでね。
とにかく、あの頃に飽きるほど聴いたジャパニーズ・ロックの匂いが、おっさんの耳には良く馴染む。若い人たちにはどう聴こえているのだろう。ちょっと興味があります。
下衆な方面でも話題になったドラマ『みんな! エスパーだよ!』のエンディングテーマ・#1『夜間飛行』は名曲。
ちょいと作り過ぎ感、あざとさが耳に残らぬでもないけれど、それも含めてなかなか魅力ある作品です。気に入った。
今後にも期待。超期待。
コメント