このポップさ加減とかCMタイアップの多さは、1980年代のEPOさんのようですな。docomoのCMで流れていた『ALL YOU NEED IS LOVE』のカバーも土岐麻子だったのね。このアルバムに収録されています。
で、いろいろネットを彷徨ってみたら、土岐麻子ってCymbalsの人だったということを初認識。土岐麻子とCymbals、自分の中では全く繋がっていなかったので驚いた。
ちょうど20世紀から21世紀へと移るころですか。オシャレぶってCymbalsとかピチカート・ファイヴとか聴いていたなぁ…。と、ちょっと遠い目をしつつ、ああシンバルズの人なんだったら、このポップさにも納得だなぁ…ということで。
Cymbals、iTunes Storeで全オリジナルアルバムが配信中です。
→ Cymbals 試聴あり
オリジナルアルバム未収録の、彼らの出世作にして名曲『午前8時の脱走計画』は残念ながらiTunes Storeにはありませんが、ベストアルバムには入っています。
いま聴いても素晴らしい。
悩んだり悩ませたり、主義主張を叫んだり、そういう音楽とは真逆の位置にある、まぁ端的に言葉で表すならば純然たる「ポップ・ミュージック」なわけですが、これがなんとも心地よい気分にさせてくれるのです。
ポップ・ミュージックは永遠なり。
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