ドイツの老舗、Zassenhaus。何年か前に飛び込んできた「会社倒産」という衝撃的なニュース。この会社のコーヒーミルは非常に評価が高かっただけに、とっても残念に思っていたのです。家庭用の手挽きミルとしては最高峰と言っても良かったのではなかろうか。エスプレッソ用の極細挽きも出来る。ハンドルも軽い。どこの国でも職人技は消えてゆく運命にあるのだなぁ、と寂しい気分になったものだ。
というか、うちで使っているザッセンハウスのミルが壊れたら、次は何を買えば良いのだ。実際、代替品としては「プジョー」のミルくらいしか選択肢が無い。いやいや、プジョーのミルも切れ味抜群で特に不満もないのですが、人には好みというものがありましてですな...。
で、今回の「ザッセンハウス復活」のニュースですよ。まもなく、8月半ば辺りから日本国内でも流通が始まるみたい。もう予約の受付を始めているお店もあります。
★ザッセンハウス コーヒーミル - 楽天市場:SANBLESS
価格はさすがに少し上がっている。まぁユーロも高いし、輸送コストも上がっているし、そこはある程度仕方の無いところ。プジョーだって春先に値上げしたもんな。
あと気になるのは、クオリティ。
以前、日本の某コーヒーミルメーカーが、ミル刃を造っている工場を変えたとたんに一気に品質が...ということがあったという話を聞いた事があるのです。職人の技術は替えが利かないのです。
どんな品質のミルを出してくるのか。老舗の誇りに、期待。
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