Thinkpadキーボード、お盆に逝く。
もう長いこと使っているThinkpadトラックポイントキーボード。先日、急に入力不具合が発生して大弱り。
うちのは日本語配列のキーボードなのだけれど、反応しなくなったキーは以下のとおり。
- 「t」
- 「y」
- 「@」
- 「[」
- Backspace
- Tab
- CapsLock
- 左Shift
- Fn
これは厳しい。別の機器につないでも無反応のキーは変わらず反応しない。この壊れ方はキーボード内部で断線やら何やら、機械的なトラブルが起きているに違いない。
早速、代替機をネットで購入。トラックポイントキーボードの使い易さは替えが効かない。両手をホームポジションから全く動かさずに作業できるキーボードは他にない。なので同じ型番の製品を買うのです。
新しいやつが届くまでは、今の状態でなんとか凌がなくてはなりません。
- BackSpaceが機能しない → DeleteキーにBackSpace機能を割り当て。
- Tabキーが使えない → 普段使わないInsertキーにTab機能を割り当て。
- 左Shiftが機能しない → 右にもShiftキーはあるではないか。
- CapsLockが機能しない → CapsLock? 何それ使ってない。
- Fnキーが効かない → ファンクションキーに割り当てられているショートカット機能は諦める。
…と、この辺りはむちゃくちゃ使いづらいが何とかなる。アプリケーションによってはキーに割り当てられた機能ではなく「押されたキーの物理キーコード」のみを判断して処理を行うものがあるようで、Tabが効かないことがあったりするけれど、仕方がない。
うちのPCのOSはUbuntuなので、例えば
で、Deleteキーにバックスペース機能を割り当てられます。
問題は文字入力キー。「t」や「y」が死んでいるので「た行」と「や行」が入力できない。小さい「っ」や「ゃ」も入力不可。かなり辛いが、日本語入力のローマ字変換テーブルに以下を追加してやり過ごす。
「@」や「[」は日本語入力で「あっとまーく」「かっこ」で変換してやれば出る。半角の「t」「y」も「てぃー」「わい」で変換すれば入力できる。
と、ここまでやったのだけれど、当然ながら入力効率が1/10くらいに落ちるのだな。やってられない。耐えられない。
部屋中を探し回ったら、以前使っていたタブレット用のBluetoothミニキーボードを発掘。
PCに接続してみると、問題なく使えます。人差し指が無意識にトラックポイントを探してしまうのが切ない。新しいトラックポイントキーボードが届くまで、これで我慢しましょ。
しかし、Tabキーって本当に偉大だなぁ…と思う。日本語入力での変換候補の選択時とか、ターミナルでの入力補完とか、Tabキーが機能しないのがいちばん困る。
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