(良くない意味で)ちょっと噂のTrip.comで、ANA国内線格安航空券を買ってみる。
「宿泊予約の空売り」というとんでもない問題が発覚した中国発の大手宿泊・航空券予約サイト Trip.com です。
この件とは直接関係ないのだけれど、問題発覚の直前に、たまたま Trip.com でANA国内線の航空券を予約していたのです。搭乗日の近い福岡→羽田の航空券が、正規の割引運賃の半額以下で売られていたのです。「いくら何でも安すぎやしないか」と若干の不安を覚えつつも、思わず予約をしてしまった訳なのですが。
結局、面倒なことは何もなく、普通に搭乗できたのでご報告。
- まずは Trip.com で乗りたい飛行機の航空券を予約。「予約確認書」メールが送られてきます。
「航空券が発券されました」と書いてあるが不安なので… - ANAのサイト(またはANAのアプリ)で予約照会をしてみる。
メールに書かれた6桁の "予約番号(PNR)" を準備して、国際線予約確認から予約をチェック。 - ちゃんと予約されているのでひと安心。座席を指定できるっぽいので、ついでにしてみる。
- eチケットを発行。2次元バーコードも発行されます。
- 搭乗当日、eチケットのバーコード下に小さな字で「国際線自動チェックイン機用」と書いてありますが、気にせず国内線カウンター脇にある自動チェックイン機にかざしてみる。
何も問題なくチェックイン完了。航空券が発券されます。
預け荷物も無いので、保安検査へGO。
通常のチケットとの違いはスキップサービスが利用できないくらいのもので、追加の身分証明書提示なども必要なく、何も問題なし。
まぁしかし、何故にこんなに安いのか。
気になるのでいろいろ調べてみると、今回購入した分は、どうやら ANA公式の「Discover JAPAN Fare」とやらが適用されているらしい。
ディスカバージャパンとは、何ぞや。上記ページに説明があるように "日本以外のANAウェブサイト、日本国外のANA各支店や旅行会社でご購入いただける日本国内線運賃です" ということですな。Trip.comは海外拠点の予約サイトなので、このチケットを扱える、と。たしかに、発行された eチケットを見ると…
マンチェスターで発行されたことになっている。
ページをざっと見ても「利用は海外在住者に限る」とか「日本人はダメ」とか書いてあるわけではないので、まぁ堂々と利用すればよかろう。
但し、格安チケットに関しては様々な利用条件が設定されている場合もあるし、利用しようとしている予約サイトが信頼に足る相手かどうか、ということを事前に確認するのも大切です。
余計なトラブルに巻き込まれないためにも、安さだけに釣られず、慎重に。
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