【NPB】8月27日、ジャイアンツの自力優勝消滅、だよね。

さて、クリンチナンバー計算ページ・セリーグです。

試合終了後に、いつものように計算結果を確認してみると『巨人、自力優勝の可能性が消滅』という結果が出ていて焦る焦る。

手計算で検算してみると…

  • ジャイアンツ:残り試合を全勝すると → 83勝 59敗 1分:0.5845
  • タイガース:対巨人以外の試合を全勝すると → 83勝 59敗 1分:0.5845

…というわけで、最終成績は全くの五分。セリーグの最終順位は、

  1. 勝率の高いほうが上位。
  2. 勝率が同じ時は、勝利数の多いほうが上位。
  3. 勝利数も同じ場合は当該球団感の対戦率。
  4. これも同じ場合は前年度順位。

というルールで決定されます。なので今回の G vs T の場合、(1) (2) が並んでいるので G-T 間の対戦率勝負となるのですが、「巨人が残り全勝」という条件なので、両者の最終対戦成績は

G:18勝 - 7勝 T

となって、ジャイアンツが最終順位で上回る。すなわちジャイアンツが自力でタイガースを上回る可能性が残されている、言い換えると自力優勝の可能性がまだあるわけです。

計算プログラムの不具合に違いない…と2時間あまり頭を悩ませた末、ふと気がついたのが伏兵・広島東洋カープ。カープは残り試合数が多い上に、ジャイアンツとの残り直接対決はたった2試合なのですね。しかもその直接対決は、カープがジャイアンツに勝ち越しを決めています。

さあ、手計算。

  • ジャイアンツ:残り試合を全勝すると → 83勝 59敗 1分:0.5845
  • カープ:対巨人以外の試合を全勝すると → 83勝 59敗 1分:0.5845

G vs T と全く同じパターンですが、最終的な対戦率を見ると、

G:11勝 - 14勝 C

上記のセリーグ順位決定ルールに照らすと、最終順位はカープが上。ジャイアンツはたとえ残り試合を全勝しても優勝できない可能性がある = 自力優勝消滅

…ということで良いのだと思うのだけれど、どうか。

う〜ん。終盤まで縺れ過ぎるのも困りものだなぁ。計算間違いをしそうな予感。そんなときはできるだけ速やかに説明・訂正を入れますのでご容赦を。

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