2013年11月アーカイブ
さて日本に帰るのです。
ウドンターニの第一バスターミナルあたりからTUKに乗って空港へ、20分弱の砂埃との闘いです。TUKの運ちゃんは、いつの間にか自前のマスクを装着。うちらはそんな気の利いたものは用意してはいないのだ。
TUKの料金は120バーツ。相手の最初の言い値は150。粘れば100くらいまでは下がりそうだったけれど、まあ、もう細かいことは良いのですよ。
空港に到着すると、見事な夕焼け。
ぼんやりとチェックイン時刻を待っていると、よくある地方空港といった風情のウドンターニ空港はあっという間に宵闇に包まれてゆくのです。
あと数時間でタイとお別れ。
せっかくなので、落日の様子が拝めるカフェレストランに入ってみた。
ヴァンヴィエンは良くも悪くもバックパッカー御用達の安リゾート地なので、決して過剰な快適さや過剰な静けさを求めてはいけないのです。
とは言っても、不快でどうしようもないほど騒がしいわけでもなく、フランスから来た若者たちの川辺での馬鹿騒ぎも、カフェから流れる音量デカめな音楽も、まずまず常識的な時間 -日付が変わるあたり- にはほぼ完全に収まっていたので、まあこれはこれで良しとしましょう。
町の南側や、ナムソン川の対岸あたりが割と静かに過ごせそうだったなぁ…。でもそれは、そのときの旅行者の数や質に大きく左右されるので断言はできません。
景色や雰囲気はとても素敵。
こういう景色に囲まれてみると、ダンスミュージックより虫の声を聴きながらぼ〜っと過ごしてみたいのだけれど、海外で、日本流の侘び寂びみたいなものを期待してはいけないのだろうな。
ヴィエンチャンのメコン川沿いに夕日を眺めに行ってみる。のんびり歩いて行ったら、サンセットの瞬間には間に合わなかったけれど、まあ、いいや。
右側がビエンチャン市街。まっすぐ歩いてゆくとナイトマーケットが開いています。左側がメコン川。その向こうがタイ。
川沿いを東のほうにちょっと歩くと、アヌボン王の像がタイの方角を指し示しています。
この時期、日中の日向は糞暑いのだけれど、朝方と日が暮れたあとはTシャツ/半パンだとちょっとだけ肌寒さも感じます。風通しの良いゲストハウスなら、エアコンは勿論、ファンも必要無いくらい過ごしやすい。
しかしこの街、昼間は大気の具合があまりよろしくないですな。原因は車の排ガスと砂埃だと思うのだけれど。