h2v.js マイナーアップデート。ver 2.1.0 になりました。

さてさて、いくつか不具合が見つかったのでアップデートです。

 → h2v.js - Webページを縦書きレイアウトに変換する JavaScript

【改善点、その1】
HTML5 のタグに仮対応してみました。

以下のタグが縦書きエリアに含まれていた場合、縦書きレイアウトに変換します。
  • ARTICLE
  • ASIDE
  • DETAILS
  • FOOTER
  • HEADER
  • HGROUP
  • NAV
  • SECTION
  • SUMMARY
以下のタグは通常(=横書き)レイアウトのまま表示します。
  • AUDIO
  • CANVAS
  • EMBED
  • FIGURE
  • VIDEO
  • MENU
通常、横書きレイアウトのまま表示する要素内にのみ存在するタグは無視します。
  • FIGCAPTION など。
【改善点、その2】
ルビの表示を改善しました。
【改善点、その3】
文中の、半角の「左ダブルクォーテーション “」、「右ダブルクォーテーション ”」、「左シングルクォーテーション ‘」、「右シングルクォーテーション ’」を正しく処理できなかった問題を修正しました。

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タグについて、通常使用するタグはほぼ網羅していると思うのですが、もし文章中に知らないタグが出てきた場合、エラーは吐きませんが、そのかわり適当に処理します。
「このタグを使ったら、縦書きレイアウトがなんだかおかしい」なんて時は、ご連絡いただけると嬉しいです。

それから、半角文字についてです。

半角文字(列)は、
“This is a sample sentence. [12345]"
記号の類い→?&!<>-+*@
…と、このように横倒しにレイアウトされます。

(上の 横→縦変換 をクリックして確認してみてください)

で、現在 h2v.js が「半角文字である」と認識するのは、
  • 10進ASCIIコードの 32(半角スペース)〜126(~)まで。
  • 上に記した、左右のシングル / ダブルクォーテーション。
のみです。これらは文章内に文字として記述しても、HTMLエンティティで記述しても、h2v.js は正常に動作します。

しかし、¶ などの特殊記号etc. は(現在のところ)「半角」であると認識しません。つまりレイアウトを崩す可能性があります。

「特殊記号、そんなに使わないでしょ」という酷い理由で対応させていないだけなのですが、その所為で左右のシングル / ダブルクォーテーションを今まで上手く処理できなかった、と。

これ、そのうちちゃんとします。

ということで。

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