Bossaカバー列伝。"THE BEST OF BOSSA COVERS"
今年は「Bossa Nova生誕50周年」という節目。そして昨年、一昨年あたりはカフェ/ラウンジ・ミュージックとしてのBossaテイストの曲が大流行り。いわゆる「Bossaバブル」の時期でしたね。「いわゆる」っつっても、仲間内で勝手に呼んでいただけですが。
ということで、今年のうちに「Bossaバブル」の全容をまとめておこうと唐突に思いついたので、今日が第一回。
まずは日本でのブームの火付け役と言ってもいい「COVER LOVER PROJECT」です。
そして2005年10月に第二弾『Bossa de Disco』、翌3月と6月に洋楽ヒット曲のカバー集『Bossa de No.1』と怒濤のリリース。2006年11月にはKIRIN氷結のCMソング『Every Breath You Take(見つめていたい)』を収録した『THE BEST OF BOSSA COVERS』が発売。このCDも良いのだが、全編ノンストップリミックスされているのが個人的には玉にキズ。
さらに2007年5月、今となっては幻の名盤『THE BEST OF BOSSA COVERS〜青春ロック〜』が発売になりました。
J-ROCKの名曲をアレンジしたこのアルバム、発売直後に生産中止。カバラバ公式ページのディスコグラフィからも削除されているという曰く付き。おそらく著作権がらみの話だろうが勿体ない。
ただし、iTunes Storeでは今も販売されています。試聴もできるよ。
『innocent world』、『クラシック』、『OH MY LITTLE GIRL』、『ファンキー・モンキー・ベイビー』お薦め。
この『〜青春ロック〜』廃盤を受けてすぐに発売されたのがコチラ↓。
無印の『〜青春ロック〜』と収録曲が半分くらいカブりながら、新録も入っている。『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』、『陽はまたのぼりくりかえす』は出色の出来。
さらにさらに2008年の3月にはジャパニーズ・ダンスミュージックをカバラバ風味でカバーした『THE BEST OF BOSSA COVERS~青春ダンス~』。これに収録されている『マツケンサンバII』、ここまで来ると、本気なんだか受けを狙っているだけなのかよく判らない。
と思いきや10月に『~続・青春ロック~』が発売に。まだまだ行く気。
おっと10月にはTSUTAYA限定で『LOVE COVERS BEST 』というのも発売されていた。アメブロで試聴が出来ます。良さげ。
しかし、何処まで行くのだBossaカバー。そのうち『Bossa de 演歌』とか出てきそうな予感。
最近思うのですが、音楽に主義主張はいらないんじゃないか、と。「ただ心地よい」「ただリラックスできる」、それでいいのではないかなぁ。「究極の無毒」「究極のPOP」を目指す方向性があって良い。...ということで、自分の中では近頃、ネオアコが復権しつつあるのですが、それはまた別の機会に。
ということで、今年のうちに「Bossaバブル」の全容をまとめておこうと唐突に思いついたので、今日が第一回。
まずは日本でのブームの火付け役と言ってもいい「COVER LOVER PROJECT」です。
→ COVER LOVER PROJECT 公式ページ(いろいろ試聴が出来る)記念すべき1枚目は、パンクの名曲をアコースティックボッサで聴かせてしまう問題作『Bossa de Punk』。2005年の4月発売。ピストルズの『Anarchy in the UK』なんかをアコースティックギターに乗せてダルダルに演ってしまうという、かつてのパンクキッズが怒り狂いそうなアルバムです。が、このミスマッチ感が良かったりするのだなぁ。
そして2005年10月に第二弾『Bossa de Disco』、翌3月と6月に洋楽ヒット曲のカバー集『Bossa de No.1』と怒濤のリリース。2006年11月にはKIRIN氷結のCMソング『Every Breath You Take(見つめていたい)』を収録した『THE BEST OF BOSSA COVERS』が発売。このCDも良いのだが、全編ノンストップリミックスされているのが個人的には玉にキズ。
さらに2007年5月、今となっては幻の名盤『THE BEST OF BOSSA COVERS〜青春ロック〜』が発売になりました。
J-ROCKの名曲をアレンジしたこのアルバム、発売直後に生産中止。カバラバ公式ページのディスコグラフィからも削除されているという曰く付き。おそらく著作権がらみの話だろうが勿体ない。
ただし、iTunes Storeでは今も販売されています。試聴もできるよ。
→ THE BEST OF BOSSA COVERS〜青春ロック〜ただしiTunes盤は2曲目の『天体観測』(バンプ・オブ・チキンのカバー)が何故か抜けています。名アレンジなだけに本当に勿体ない。生産中止の原因はこれかも。
『innocent world』、『クラシック』、『OH MY LITTLE GIRL』、『ファンキー・モンキー・ベイビー』お薦め。
この『〜青春ロック〜』廃盤を受けてすぐに発売されたのがコチラ↓。
無印の『〜青春ロック〜』と収録曲が半分くらいカブりながら、新録も入っている。『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』、『陽はまたのぼりくりかえす』は出色の出来。
さらにさらに2008年の3月にはジャパニーズ・ダンスミュージックをカバラバ風味でカバーした『THE BEST OF BOSSA COVERS~青春ダンス~』。これに収録されている『マツケンサンバII』、ここまで来ると、本気なんだか受けを狙っているだけなのかよく判らない。
→ マツケンサンバII - COVER LOVER PROJECT 試聴ありこの後カバラバは、Bossaバブルの崩壊を予期したのか「COVER RAGGA PROJECT」と名義を変えて『MELLOW LOVERS』をリリース。Bossaバブル、遂に終焉。
と思いきや10月に『~続・青春ロック~』が発売に。まだまだ行く気。
おっと10月にはTSUTAYA限定で『LOVE COVERS BEST 』というのも発売されていた。アメブロで試聴が出来ます。良さげ。
→ アメブロのページ 音が出ます。注意。
しかし、何処まで行くのだBossaカバー。そのうち『Bossa de 演歌』とか出てきそうな予感。
最近思うのですが、音楽に主義主張はいらないんじゃないか、と。「ただ心地よい」「ただリラックスできる」、それでいいのではないかなぁ。「究極の無毒」「究極のPOP」を目指す方向性があって良い。...ということで、自分の中では近頃、ネオアコが復権しつつあるのですが、それはまた別の機会に。
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