僕が死んだら…

僕が突然、不慮の死を遂げたとしたら…

死んでしまっても尚、守らなければいけないものがある。
それは自分の尊厳。

死んだからと言って、絶っっっっっっっっ対にプライバシーを晒されたくはないのだ。

例えば携帯電話。
ケータイメールの送受信履歴とか中身とかアドレス帳とか、本当に勘弁してほしい。いやいやいや別にやましい事は無いのだが、自分の交友関係を他人に知られるのは、いくら自分がこの世からいなくなった後だとしても、絶対に嫌だ。隠したい。

自分の趣味嗜好を知られたくないという意味では、iPodの中身を見られるのも相当、抵抗がある。隠したい。

そして最重要課題。

パソコン。

Webブラウザの履歴、メール、そしてそしてエロフォルダw
こいつらを残して、死ねる訳が無かろう。

もし今、クルマに轢かれて瀕死の状態になったとしても、
「あのエロフォルダを残して、このまま死ねるものか…!」
と、異常に強い精神力でもって生き残れるんじゃないかとさえ思える。

「普通なら即死してもおかしくなかったんですけどねぇ」
そんな事を医者から言われて、

「えぇ、大切な家族を残して先に死ねませんから」
ってハニカミながら答えるんだが本当は内心、

「おおおお俺のエロフォルダ、ぶぶ無事だったぁ。俺の尊厳も守られたぁ…」

なんて安堵のため息をつくんだぜ、俺は。

まぁでも、死ぬ時は死ぬ訳で。

そんな時にはこのフリーソフト。
  →「僕が死んだら…v0.50」
  • 窓の杜:紹介ページはこちら
  • 開発元の  C-LIS Crazy Lab.のホームページはこちら
どうも、不慮の死を遂げてしまった時に、上手い具合に誤摩化しながら見られたくないファイルを削除してくれるらしい。

まだまだ開発途上。
開発元のホームページのフォーラムでは、「僕が死んだら…」機能強化のためにむっちゃ真面目なディスカッションが行われていて、ちょっと笑う。



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