ほらほら、「15秒経過→即ボール」は厳し過ぎだって。

感情的な批判は一段落した感のあるプロ野球の「15秒ルール」ですが。

「ピッチャーがボールを持って15秒経過→即、ボールを宣告」という運用は、ルール上おかしいんじゃないの? 国際的にも、そんなルール運用はされていないんじゃないの? という疑問を前回書きました。要は、
この投球の時間制限を規定した項目には「この規則は、無用な試合引き延ばし行為をやめさせ、試合をスピードアップするために定められたものである」という一文がある。「ボールの宣告」は「無用な試合引き延ばし行為」にのみ与えられるべきであって、問答無用で「時間超過したら全てボール」は行き過ぎ。
MLBや国際試合で、そんな運用をされているのは見たことがないでしょ?
...ということを言ってみたのです。

で、今日のスポニチの記事。

  → "ダルの15秒ストレス"松坂が救う : スポニチ

この中での松坂大輔のコメントは...

「メジャーでも、WBCでも、ルールを実感したことはない」
「僕は大リーグで注意を受けたことはありますが、ボールを宣告されたことはない。サインも何度も首を振っている」

ね?
あの、敵チームはおろか、味方や観客までもイライラの渦に巻き込むロングゲームメーカーの松坂でさえ、実戦では「注意」どまり。(松坂は投球テンポが遅いわけじゃなくて、単に球数が多いだけじゃないか、という突っ込みはさておき)

ともかく「15秒経過→即ボール」は厳し過ぎ。ワールドスタンダードな基準ではない、というのは勿論のこと、15秒に拘るあまりにピッチャーがリズムを崩して、結果ヒットをボコボコ打たれたら「試合時間短縮」の目的も達成される筈がない。

ところで日本野球機構
公式ページに行っても、公認野球規則アグリーメントを掲載していないのだな。「ルールが誤解されて伝わってしまっている」とか泣き言を言う前に、マスコミに頼らなくても広報ができる自分のホームページを活用すれば良いのにね。


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