さて、ちょっと前に 『ウェブサイトをつくる側として、AdBlock対策をすべきかどうか検証してみる。』 という記事を書きました。その中間集計。
上記記事で示した方法で、アドブロックを使用してこのサイトを閲覧した人の割合を求めてみました。
うちのサイトは、日々そこそこ安定したアクセスがあって、その殆どが検索サイト経由 - つまり一見さんだったりするので、割と良い統計が取れているのではないかと。期間はちょうど2週間。
その結果は…
AdBlockなど、広告非表示機能を使用しているユーザの割合は、
ページビューベースで、全体の約 7.5 パーセント
ページビューベースで、全体の約 7.5 パーセント
でした。
ほぼ一年前のGIGAZINEの記事 − 『広告を消す拡張機能「Adblock」をネットユーザー全体の5%が利用している実態が明らかに』− を読んでいたので、この 7.5% という数字はほぼ想定どおり。
これを「たった7.5%」と受け止めるか「7.5%も」と考えるかは人それぞれだと思いますが、個人的には結構大きな数字ではないかと考えます。
「全体の7.5%の訪問者から収益を得る機会が無い」ということは、言い換えると「一年のうち、ほぼ1ヶ月タダ働き」ということですからね。
うちのような弱小サイトはともかく、大手ポータルサイトなどでは結構な大事なのではないかな。
そろそろインターネットの "広告で収益を上げる" というビジネスモデルが転換点に来ているのかもしれません。と言いつつ、個人サイトレベルで代替手段を講じることはとても難しい。個人的にはただ、せめてサーバレンタル代くらいは稼ぐ機会を与えてくださいよ…、ということなのですが。
もう少しログの収集を続けてみる。
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