そんな小室哲哉センセイの、今振り返ればいろいろな意味で「転落への第一歩」となってしまった記念碑的なユニットがTRUE KiSS DESTiNATiON。小室哲哉と、元dosでコムロさんの前妻・吉田麻美との「オトナなR&B」ユニットでしたね、売り文句としては一応。
TRUE KiSS DESTiNATiON:1999
インディ・レーベルからの枚数限定発売だったと記憶していますが、今では中古市場で投げ売り中。38円って酷すぎるだろ...と思って久しぶりに聴いているのですが...。
う〜ん、微妙なアルバムです。
1999年と言えば、MISIA → 宇多田ヒカルというR&B路線のアーティストが大ブレイク中。彼女たちに比べると、このアルバムで聴く事の出来る吉田麻美のヴォーカルは...。それに楽曲も...。という評価になってしまうのでしょうか。
と言いつつ、この時期のMISIAさんだって、1stアルバムを今聴いてみると「声量、音域の広さに騙されてたなぁ。R&Bのリズムに全然ノリ切れてねぇなぁ」という感じなのです。まぁしかし、彼女はこの道の先駆者である事は間違いない。キャリアを重ねるにつれて、本当に歌、上手くなったしね。
そんな訳で、今後の小室氏の動向にちょっとだけ期待しておこう。
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